次期iPadは「Touch ID」の搭載が濃厚〜iOS 8.1ベータにヒント

次世代のiPadシリーズは、指紋認証機能「Touch ID」を搭載する可能性が高いようです。

9to5Macの記事によると、開発者向けに配布が始まった「iOS 8.1 beta」の中に、iPadのTouch ID対応に関する記述が見つかったとのこと。

Pay with iPad using Touch ID. Using Apple Pay, you no longer need to type card numbers and shipping information.

Touch IDを使ってiPadで支払ができます。Apple Payによって、クレジットカード番号や送り先住所を入力する必要がなくなります。

「Apple Pay」は、アップルが普及を目指す決済システムで、「Touch ID」とNFCを組み合わせることで、セキュアで素早い支払手続きを可能にするとされています。

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「Apple Pay」は、大手クレジットカード会社や銀行および小売りチェーンなどが対応を表明しており、米国内で2014年10月に開始される予定。

準備万端のように見える「Apple Pay」ですが、対応端末がiPhone 6・iPhone 6 Plusおよび来年発売予定のApple Watchのみ、と少ないことが一番の問題かもしれません。

iPadへのTouch ID搭載の噂は以前からありましたが、Apple Pay対応モデルを増やすという意味においても、理にかなっていると考えられます。

例年通りであれば、iPad AirおよびiPad mini Retinaディスプレイモデルの新モデルは、10月中に発表されると予想されます。