JabraのBluetoothワイヤレススピーカー『SOLEMATE』を購入、試してみました。
Jabra(ジャブラ)は、ヘッドセットやBluetoothデバイスで知られるGN Netcomのブランドで、品質およびデザイン性で定評があります。
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今回購入した『SOLEMATE』は、片手に乗る程のコンパクトなBluetoothスピーカーで、
- 小型ながら3のスピーカーで構成
- 最長10時間再生できるバッテリー
- Bluetooth 3.0によるワイヤレス接続
- 3.5ミリステレオケーブルによる有線接続
- iPhoneの画面でバッテリー残量の確認
- 屋外での耐久性を高める専用バッグが付属
といった特徴があります。
付属品は、充電用のmicro-USBケーブル、ACアダプタ、屋外用サウンドバッグの3つ。
カラーバリエーションは、今回購入したブラックの他に、ホワイトも用意されています。
コンパクトな筐体ながら、ツイーターx2とサブウーファーの計3つのスピーカーを内蔵。
ウーファーを独立させたことで、このクラスとしては珍しく十分な低音を鳴らすことに成功しています。
製品名の「Solemate」は、soulmate (運命の人)の「soul (魂)」とシューズの「sole (底)」とをかけたもので、デザインもスニーカーをモチーフにしています。
底面も靴底のようなデザインのラバー素材が使われ、音量を上げた際のビビリを防いでくれます。
シューズの「つま先」にあたる部分に、スイッチや端子類を集約。
バッテリーの残量は3色のインジケーターで確認できます。
本体上部には、ボリュームアップ・ダウンのボタンと、スピーカーフォン機能使用時の応答・終話ボタンがあります。
Bluetooth 3.0に対応していますが、AVRCPには対応しておらず、スピーカーから音楽のコントロール(再生・停止・曲送りなど)をすることはできません。
かといって実際はiPhoneなどのデバイス側から操作することが多いので、それほど必要な機能ではないのかもしれません。
ペアリングはまず、本体の電源スイッチを上にスライドしたまま3秒間ホールドし、スピーカーをペアリングモードにします。
その状態でiPhone・iPod touch・iPad側のBluetoothをオンにし、デバイスを選択すれば完了。
音楽再生時に出力先を選択すれば、スピーカーから音が流れはじめます。
バッテリーの残量はスピーカー本体のインジケーターでも確認できますが、非常に便利なのがiOSデバイスの画面からも確認できるという機能。
スピーカーに接続すると、iOSデバイスのバッテリーアイコンの左側に、SOLEMATEの残量が並んで表示されます。
バッテリーがあとどれくらい残っているか手元で確認できますし、充電のタイミングも一目でわかります。
このクラスで競合する製品といえば、先行して発売されている『JAWBONE JAMBOX』が真っ先に思い出されます。
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両者とも片手で持てる程の大きさで、正面からみると大きさはほとんど変わりませんが、横から見ると奥行きが結構違うことがわかります。
音質的にはサイズの大きいSOLEMATEに余裕がある感がありますが、小さいながらほぼ対等な音を鳴らすJAMBOXも捨て難い印象です。
実売価格(記事掲載時)では、SOLEMATEが12,000円前後、JAMBOXが18,000前後と6,000円程度の違いがあるようです。
細かなポイントながら、使ってみると意外に便利だったのが、底面に有線接続ケーブルを収納するスペースがあること。
安物のBluetoothスピーカーではあまり気になりませんが、このクラスの音質になるとBluetoothによる音質の劣化がはっきりと認識できるようになります。
よって音質