ソニーから発売されている、iPhone・iPod対応のリモコン付きアクティブスピーカー『SRS-GU10IP
』を購入してみました。
ソニーは、自社の携帯音楽プレイヤー『ウォークマン』と競合関係にあるiPodに対応した周辺機器を出していませんでしたが、形勢を覆すことが難しいとの判断からか、海外で先行して発売を開始。
そしてついに国内でも今年7月から、「Made for iPod・iPhone」を取得したスピーカーの取扱いが始まりました。
今回購入した『SRS-GU10IP
』の特徴は、
- iPhone・iPodをそのまま挿せるドックを搭載
- コンパクトながら総合20Wのパワフルな出力
- 音量・電源・メニューの操作ができるリモコン
- 共振を防ぐ木製キャビネットを採用
- バスブースト機能による重低音
- iPhone・iPodの充電機能
などがあります。
スピーカーのボックスは、光沢のある「ピアノ仕上げ」で落ち着きがあり、この価格帯のスピーカーに漂う安っぽさがありません。
アップルの性能基準を満たしていることを証明する『Made for iPod・iPhone』を取得しており、安心して使用することができます。
Dockコネクタに装着するアダプタは、iPhone 3G・3GS用のみ付属。
ユニバーサル・アダプタに対応しているので、手持ちのiPhone・iPod用のApple純正アダプタを使用することができます。
多少のグラつきを気にしなければ、とりあえずそのまま挿して使用することもできますが、端子への負担を考えると、アダプターを用意した方がよさそうです。
コンパクトな筐体ながら重量が2.1Kgあり、見た目以上にズッシリとしています。
スピーカーは、57mmのフルレンジバスレフ型を採用。最大出力10W+10Wのアンプを搭載し、音量を上げてもパワー不足を感じせさません。
肝心の音質は、若干高音が弱い印象があるものの、バランスがとれたクセのない音を再生してくれます。
重低音を増す「バスブースト」は強過ぎる感があり、通常は必要ないかもしれません。
離れた場所からの操作ができる、リモコンが付属。
電源・音量・再生・停止といった操作はもちろん、リピートやシャッフル、メニューの操作を行えます。
アダプターを使用しなければDockの周囲に隙間があるので、バンパーやケースを装着したままでもセットすることができます。
マニュアルによると、対応機種はiPhoneは3GSまで、iPod touchは第2世代までとなってますが、iPhone 4・第4世代 iPod touchでも使用することができました。
第6世代のiPod nanoは、再生・停止などはできるものの、メニュー操作は対応していないようです。
デザインは好き嫌いが別れるところかもしれませんが、1万円を少し超える価格帯としてはパワー・音質ともに申し分無く、バランスがとれたスピーカーではないでしょうか。
現在はこの機種を含め3種類のスピーカーのみ販売されていますが、今後対応製品のラインナップが増えることが予想され、今から楽しみです。
製品名 | SRS-GU10IP |
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販売元 | SONY | ||
サイズ・重量 | 320 x 154 x 194 (mm)・2.1Kg |
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ショップ | アマゾン / 楽天 |
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参考価格 | 12,800円(税込)で購入 |