Bluetoothに対応したiPhoneおよびiPod touch(第2世代以降)の音楽を、お風呂などの水回りで楽しめるワイヤレス・スピーカー『ASP-BT15N』を購入、試してみました。
お風呂にゆっくりと浸かりたい、または半身浴をするときなど、iPhone・iPod touchに保存した音楽ライブラリーを聴きたいと思ったことはないでしょうか。
iPodなどを入れて使える防水タイプのスピーカーなども販売されていますが、万一のことを考えると、大切はiPhone・iPod touchを風呂場に持ち込むのは気が引けるものも事実です。
この『ASP-BT15N』は、防沫形(JIS:IPX4)で浴室などの水回りでの使用でき、しかもBluetoohによるワイレス・スピーカーなので、iPhone・IPod touchは風呂場の外に置いたまま安心して利用することがきます。
中央に操作パネル、その左右にスピーカーが配置されています。
壁などに立て掛けけるまたはぶら下げるために、背面はほぼフラットな形状をしています。
iPhoneと大きさを比較してみました。
サイズをイメージしてもらうためのもので、iPhone・iPod touchを内蔵して使う訳ではありません。
電源は、付属のACアダプターと電池(単3形4本)のいずれかを使用します。
水回りでの利用を考えると、当然ながら電池での使用がメインとなるでしょう。
スペックでは、アルカリ乾電池を使用した場合、音楽の連続再生時間は約18時間となっています。
環境および長期のランニングコストを考えると、繰り返し使える『eneloop』などで使用したいところです。
操作パネルは、電源・ボリューム・再生/停止などのボタン類と、ステータスを知らせるLEDがあります。
電話の通話にも対応し、「通話」ボタンで着信への応答ができます。
曲送り・戻しのボタンは、現在のところiPhone OSの仕様によって使うことができません。
『Bluetooh Helper』というアプリを併用すると、曲送り・戻し・シークを擬似的に実現できるため便利です。
奥行が35mmと薄い形状ですが、立てた状態でも安定しています。
実際には、浴槽の端に置いて壁に立てかけて使うことが多いのではないでしょうか。
実際に浴室で使用してみました。
防沫タイプのためか決して音質はよくありません。安価な防水ラジオよりは上といった感じで、慣れてしまえば気にならない程度のクオリティかもしれません。
使用中に着信があると、聴いていた音楽がフェードアウトし着信音が鳴ります。
「通話」ボタンを押すと応答し、ハンズフリーで会話ができます。終話するに再度「通話」ボタンを押します。
狭い浴室では声が反響するため、相手側に多少エコーがかかって聞こえるようです。
特徴をまとめると、
- 防沫設計で水回りでも使える
- iPhone・iPod touchを浴室の外に置いておけるので安心
- 通話に対応し、突然の着信にも応えられる
などがあります。
音楽を聴きながらお風呂にゆっくりはいったり、ポッドキャストや語学学習コンテンツなどを聞いて時間を有効に使う、『TOKYO FM』などのラジオを聴くなど、色々な使い方ができて便利なアイテムだと思います。