全米の警察無線をリアルタイムで聞ける『Emergency Radio』-今日のアプリ第397回

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』は、全米各都市の警察・保安官・消防・救急など、900以上の無線チャンネルをリアルタイムで聞くことができるアプリです。

映画やドラマのワンシーンのような、パトロール中の警察官や事故にかけつける救急車などからの本物の音声を受信することができます。

聞こえる音声は無線特有の雑音を含んでいますが、インターネットを経由していることを考えると決して悪い音質ではありません。

初回起動時にニュースレターを購読するか確認されますが、”No Thanks”を選んでかまいません。

画面下のメニューで”All”を選ぶと、900以上あるチャンネルがアルファベット順にリストアップされます。

州・都市名、Police(警察)、Fire(消防)、EMS(救急)、Sheriff(保安官)といった単語を目印にチャンネルを選択します。

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また、画面上にある検索ボックスにキーワードを入力すると、インクリメンタルサーチでチャンネルを絞り込むことができます。

チャンネル名をタップすると無線画面が表示され、自動的に受信が始まります。都市によって緊急事態の頻度に違いがありますが、しばらくすると音声が聞こえてくるはずです。

画面中央には”10 Code“と呼ばれる、警察が無線でつかうコードの説明が載っています。会話の冒頭などで頻繁に使われるので、説明を読むと何が起きているかを把握するのに役立ちます。

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リストアップチャンネルのほとんどでは24時間無線を聞くことができますが、されているチャンネルの中には、音声が流れていなかったり、受信できる時間が限られているものあります。

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受信画面の右上の★印をタップするとチャンネルをお気に入りに登録することができます。気に入ったチャンネルをリストに入れておくと毎回検索する手間が省けます。

また、日本では使えませんが、GPSで現在地付近の無線チャンネルを検索する機能もあります。

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当然ながら全て英語なので内容を理解するのは困難ですが、楽しむ(?)ためのヒントとして、

  • 警察はパトカーにつけられた番号で呼び合う
  • 10コードを調べる
  • 道路名・地名が出てくることが多いので、土地勘のある都市を選ぶ
  • 免許証や車両ナンバーの照合などで”Phonetic Alpabet“が使われることが多い

といったものがあります。

会話の内容が特殊なので、英語のリスニングの勉強にはあまり使えそうもありません。

現地に住んでいる(いた)ひと、警察無線に興味のある方には面白いアプリではないでしょうか。

タイトル Emergency Radio
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カテゴリ App Store > エンターテインメント
開発 EdgeLift
対応機種 iPhone・iPod touch
価格 115 円 レーティング ★★★★☆