「iPhone 6s」の重さが「iPhone 6」より約1割も増えた理由

iPhone 6s・6s Plusは、外観もサイズも前のモデルからあまり変わっていませんが、重さだけ1割以上増加しています。

強度を上げたアルミボディのせいかと思いきや、原因は別のところにあるようです。

公式のスペックによると、iPhone 6sの重さは143gで、iPhone 6sの129gより14g (約11%)増加しています。

14gと聞いてもあまりピンと来ませんが、500円硬貨(7g)のちょうど2枚分、と考えるとイメージしやすいかもしれません。

同様に、iPhone 6s Plusの場合は、20g (約11%)重さが増しています。

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重量増の犯人は、強度をあげるために採用した7000系アルミニウムのボディが疑われますが、実際には逆に軽くなっていることが、発売前のリークで確認されています。

バッテリーも小型化されていますし、11%もの重量増がどこから来ているか、不思議といえば不思議です。

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この疑問について、The Vergeの記事が答えてくれています。

下のチャートは、使われているパーツ・素材の重量ベースの内訳を、モデル別にまとめたものです。

これによると、アルミ(ボディ)やバッテリーが軽量化される中、ディスプレイはiPhone 6sで17gも増加していることがわかります。

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その理由は、圧力を感知するために、ディスプレイに新たに「容量性圧力センサー
」というレイヤーが追加されたため、とのこと。

データはありませんが、振動を伝える「Taptic Engine」も大型化しており、重量増に寄与していることが考えられます。
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容量性圧力センサーとTaptic Engineは、共にiPhone 6s・6s Plusの新機能「3D Touch」のためのものです。

「3D Touch」は、アップルがこれまでの薄型化・軽量化に逆行してまで搭載したかった機能、と考えることもでき、機能性・ユーザビリティへのインパクトが期待ができそうです。

iPhone 6s・6s Plusは、9月25日(金)に発売。予約および料金プラン・キャンペーンの確認は、キャリアの公式サイトからどうぞ:
・NTTドコモ オンライン(公式サイト)
・au オンライン (公式サイト)
・SoftBank オンライン (公式サイト)