ノイズキャンセリング・ヘッドホン『Bose QuietComfort 25』(税抜35,000円)を購入してみました。
カラーバリエーションは「ブラック」と「ホワイト」の2色が基本で、「トリプルブラック」という数量限定モデルもあります。
限定という言葉に弱いので「トリプルブラック」を購入。
「QuietComfort 25」(QC25)には、Apple製品対応モデルとスマートフォン対応モデルの2系統があります。
Apple製品対応モデルは「Made for iPod/iPhone/iPad」を取得しており、リモコン・通話機能が全て使えます。
付属のキャリングケースは、かなりしっかりとしたハードケースタイプ。
ヘッドホンはイヤーカップの付け根の部分が約90度回転し、フラットにして収納できます。
付属品は、ヘッドホンコード、航空機内用のデュアルプラグと、お試し用の単4電池が1本。
耳を完全に覆う「アラウンドイヤー型」で、耳が潰れないため長時間の着用でも疲れず、かつ高い遮音性を発揮します。
一口にブラックといっても、パーツ毎に表面の質感が異なる凝った造りで、なかなか高級感があります。
イヤホンコードは2又ではなく1本で、片側(左)に差込むタイプです。
ヘッドホンコードの途中にあるリモコンは、音量調節・音楽再生・通話制御など、Apple純正イヤフォンと同じように操作できます。
裏面にマイクがあり通話も可能。
電源は単4電池を1本使用。
右のイヤーカップ内にスロットがあります。
アルカリ電池で約35時間、充電式のニッケル水素電池で約28時間利用できるとのこと。
電池が切れても通常のヘッドホン(ノイズキャンセリング無し)としては利用できます。
スイッチをスライドして電源を入れると、ノイズキャンセリングがオンになります。
短い時間ですがバスおよび電車で試してみたところ、バスのエンジン音や電車の「ゴー」という低音域のノイズが見事にカットされていました。
ノイズキャンセリング・ヘッドホンによくみられる、「サーッ」というホワイトノイズはほとんどなく、さすがこの分野のパイオニア、と感心させられます。
以前より愛用している『Bose QuietComfort 20』(レビュー)とも比較してみましたが、耳を覆っているぶん、僅かながらノイズキャンセリングが上のようです。
専門家ではないので音質に関して評価は控えますが、クセがない自然な音ではないでしょうか。
残念ながら今回は飛行機でのテストができませんでしたが、ボーズのノイズキャンセリングは機内で最も威力を発揮するとされており、次に搭乗する機会が今から楽しみです。
それなりのお値段ですが、ノイズキャンセリングから得られる満足感(自分だけ静寂に包まれる優越感)は、お金には代えがたいものがあります。
飛行機・電車などでの移動の多い方、周囲の騒音から隔離されたい方にお勧めします。