アップルが、本日未明に開催されたイベントで、新しい「iPhone 6s・6s Plus」を発表しました。
昨年のモデルと同様に、4.7および5.5インチのRetinaディスプレイを搭載した2サイズのラインナップです。
バックパネルにApple Watch Sportと同じ7000系アルミニウムを採用し、新色「ローズカラー」を追加。
この色はApple Watch Sportにも追加されています。
従来のカラーバリエーションに加えて全4色となります。
本体カラーに合わせた、アルミニウム製のユニバーサルドックも用意。
ディスプレイには、新技術「3D Touch」が搭載されています。
これまでのマルチタッチ・ジェスチャーに加え、新たに「Peek」と「Pop」を追加。
画面に加えた圧力を感知して、タッチとPeek・Popを区別する仕組みになっています。
画面からのフィードバックには、これまでのバイブレーション・モーターに代わり、素早く短い時間の振動を実現するTapticエンジンを採用。
頭脳となるプロセッサーには、64bビット化されて3代目となる「Apple A9」チップを搭載。
前世代と比較して、処理速度が最大70%向上。
デスクトップ並みの速度を実現しています。
グラフィックは最大で90%向上。こちらもコンソール並みの性能。
指紋認証機能「Touch ID」 は第2世代となり、処理速度が2倍になっているとのこと。
iSightカメラは12メガピクセルのセンサーを採用。
ビデオは4Kに対応しています。
画素数の増加による画質の低下を防ぐため、新しい技術が使われているとのこと。
FaceTimeカメラも大幅に画素数が増加。
興味深いのは、画面をフラッシュの代わりとして使うという機能。
フラッシュとしての光量を確保するため、画面を最大で3倍明るくするためのカスタムチップが採用されています。
また、「Live Phots」という写真の進化版のような技術を開発。
通常どおりに撮影するだけで、シャッターの前後1.5秒間の動画を自動で撮影。
写真を閲覧する際に躍動感を加えてくれます。
新たなフォーマットのため、現時点では「Live Photos」に対応したAppleデバイスでのみ利用できます。
APIが用意されているので、他のプラットフォームでの対応も可能とのこと。
また、モーション・コプロセッサー「M9」の新機能により、「Hey Siri」を常時利用可能になっています。
LTEおよびWi-Fiは、最大で従来の2倍の速度となっています。
「唯一変わったのは、そのすべて。」というキャッチコピーのとおり、あらゆる面で改良または新技術が導入されています。
1年間でこれだけの進化を遂げたことは驚きです。
発売は日本を含む12ヵ国から始まります。
予約開始は9月12日、発売は9月25日が予定されています。
「iPhone 6s・6 Plus」の料金プラン・予約方法などは各キャリアの公式サイトからどうぞ:
・NTTドコモ オンライン(公式サイト)
・au オンライン (公式サイト)
・SoftBank オンライン (公式サイト)