iOS向けGoogleマップがオフライン表示に対応〜ただし国内は非対応

グーグルが、iOS向けアプリ『Google Maps App Store』をアップデート。オフライン表示その他の機能が追加されています。

ver3.0となる今回のアップデートでは、

  • ターンバイターン方式ナビで距離や到着時刻を表示でき、別経路にもさっと切り替えられます
  • 旅行や接続が遅いときに備えて、オフラインマップをカスタムリストに保存できます
  • 乗換案内で経路の合計歩行時間、次発のバスや電車を表示できます
  • ログインすると、最近保存した場所や検索した場所を[クチコミを書く場所]のリストとして表示できます
  • Uberアプリをインストールしておくと、Googleマップから直接開いて経路を比較できます

などの新機能が追加されています。

なかでも注目されるのが、海外旅行や電波の受信環境が悪い場合に便利な「オフライン機能」です。

オフライン機能では、周辺の地図データをあらかじめデバイスに保存しておくことで、インターネットに接続できないときでも地図の閲覧が可能になります。

 

オフライン機能の使い方

この機能を利用するには、Googleアカウントでログインをしておく必要があります。

ログインしていない場合は、検索窓の右側にある人のアイコンから行います。

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検索窓で地名・施設名などで保存したい場所を検索します。

画面下に表示される名前をタップして情報シートを開き、一番下までスクロールして「オフライン用に地図を保存」をタップします。

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「地図を保存しますか?」と表示された画面で、移動およびズームで保存したい範囲を調節し「保存」をタップ。

閲覧するときのために分りやすい名前をつけておきます。

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データのダウンロードが始まり、数秒〜十数秒程度で保存が完了します。

保存した地図をオフライン状態で閲覧するには、Googleアカウントの情報ページから行います。

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注意したいのは、地図ライセンスの理由からか、国内および海外の一部(韓国など)では利用できないということ。

よって今のところ、海外旅行などに用途が限定されそうです。

iOS向けのGoogleマップには以前からオフライン機能が隠されていましたが、正式にサポートされたのはこのバージョンが初めてとなります。

 

Google Maps App Store
ナビゲーション:12.7 MB
価格:無料
開発:Google, Inc.