ソニーのモバイルバッテリー『SONY CP-F2LSAVP
』を購入、試してみました。
USB出力付きのモバイルバッテリーはこのところ大容量化・低価格化が進み、10,000mAhで3,000円以下の製品が当たり前になってきました。
当サイトでもそのようなバッテリーをいくつかレビューしていますが、
- 安全性はどうなのか
- 携帯するには大き過ぎる・重すぎる
といったコメントを頂くことも少なくありません。
そこで、上記2点をクリアしそうな『SONY CP-F2LSAVP
』を購入してみました。
主な特徴は次のとおり:
- 薄型ながら7,000mAhの大容量
- ソニー製リチウムイオン電池を採用
- iPadの高速充電も可能な最大2.1Aの出力
- 2ポートの出力で2台同時に充電
- アルミボディの高級感のあるデザイン
- ACアダプター付属
- 1年間のメーカー保証
パッケージには、バッテリー本体・USB-microUSBケーブル・ACアダプターが含まれています。
安価なバッテリーの多くはACアダプターが付属しておらず、コンセントから充電する場合は別途用意する必要があります。
付属のケーブルでバッテリーを充電しているところ。
充電中はオレンジのLEDが点灯し、満充電になると消灯します。
このLEDは残量計も兼ねており、ボタンを押すと点滅の回数で残りが分るようになっています。
スペックによると充電時間は、付属のACアダプターで約7.5時間、標準的なUSBポートで約15時間とのこと。
充電性能を簡単にテストしてみました。
完全に放電したiPhone 5をフル充電する実験を行ったところ、3回+10%行うことができました。
約5回フル充電できる10,000mAh級のバッテリーと比べると非力ですが、1日で使うには十分な容量かもしれません。
容量が異なるため比較対象にならないかもしれませんが、先日レビューを掲載した10,400mAhのバッテリーと並べてみました。
【参考記事】レビュー:実売2,980円:人気の大容量バッテリーの後継モデル『cheero Power Plus 2』
「大は小を兼ねる」といいますが、ふだん持ち歩くとなるとこの厚さ・重さが結構響いてきます。
5回も使わないのであれば、余計な容量(=重さ)を携帯していることにもなります。
iPad miniで充電のテストをしてみたところ、丸1回+α充電することができました。
出力は2ポート合計最大2.1Aで、2台のデバイスを同時に充電することが可能です。
最近はあまり聞かなくなりましたが、リチウムイオン電池は稀に事故がニュースになることがあります。
バッテリーを選ぶ際は、サポート体制や保証の有無、購入者のレビューなどを参考に、粗悪品を掴まないように注意したいものです。
この製品は実売5,200円(税込)と若干高めですが、ソニー製のリチウムイオン電池を採用していること、規定の出力を超えると給電を止める安全装置もあり、アマゾンのレビューでも高く評価されているようです。
携帯性および安心を重視する方は、検討してみてはいかがでしょうか。