グーグルのエリック・シュミット会長が、iOS向けのGogoleマップ・アプリのApp Storeへの申請を否定したと伝えられています。[source: Reuters ]
シュミット会長は、「Nexus 7」発表イベントで訪れた東京で少数の記者に対して、グーグルはiOS版Googleアプリをアップルへ申請していないとコメント。
さらに、
“We have not done anything yet. (まだ手をつけてもいない)”
と、アプリの開発さえも否定したようです。
一方、アップルとの溝が深まったとの印象を避けるためか、”(アップルとは)毎日のように話をしている”、と付け加えたとのこと。
iOS 6で自社製の地図アプリ・サービスに切替えたアップルに対し、グーグルがマップ・アプリを提供するのは時間の問題との見方もありましたが、楽観的すぎたのかもしれません。
iOSデバイスのユーザーは、しばらくの間、標準またはサードパーティ製のアプリでしのぐことになりそうです。
【追記】Bloombergが、これとは別の解釈した記事を掲載しています。(via MacRumors)
記事では、シュミット会長は、(iOS向けのGoogleマップに)”まだ手をつけてもいない”、としながらも、アプリを申請したかどうかについては言明しなかったと、伝えています。
何もしていない=申請していない、と解釈するのがが普通ですが、ロイターの伝える「申請を否定」事実でない可能性があります。