ソニーから発売されたノイズキャンセリング・ワイヤレスヘッドフォン『DR-BT150NC
』を購入してみました。
この製品は、以前にBluetoothとノイズキャンセリングの2つの機能を搭載した数少ないヘッドフォンとしてレビューを掲載した『MDR-NWBT10N』を改良したもので、
- 周囲の騒音を90%カット(メーカー測定値)するノイズキャンセリング
- Bluetooth 3.0によるワイヤレス接続
- 電話の通話機能
- iPhoneに正式に対応
- マルチペアリング・マルチポイントに対応
といった特長があります(太字が改良点)。
また、大手国内メーカー製でワイヤレスとノイズキャンセリングという2大機能を備えつつ、実売価格が7,000円台というコストパフォーマンスの高さも魅力のひとつです。
カラーは今回購入した「ホワイト」の他に、「レッド」と「ブラック」があります。
付属品は、充電用のUSB-microUSBケーブル、イヤーピース(S・M・L)が同梱されています。
イヤーピースは、ソニー製ヘッドフォンの多くに共通して使える『ハイブリッド・イヤーピース』に対応。
家電量販店などで販売されているので入手しやすく、紛失や汚れたりした際にも安心です。
「SSサイズ」も販売されているので、女性や耳の穴の小さなひとなど「Sサイズ」でも大きいという場合でも対応できます。
本体の大きさ・形状も、以前紹介した『MDR-NWBT10N>』によく似ています。
見た目の違いは、電源ボタンが小さくなり、通話(着信応答・終話)のマークが追加されたことぐらいでしょうか。
背面のに大型のクリップがあり、ポケットや襟などに固定することができます。
クリップの挟む力はそれほど強くありませんが、本体が軽いためズレることもなく、落ちることを心配しなくてもよさそうです。
ソニーのロゴの上下には、シャトルスイッチがあり、曲送り・戻り・早送り・巻戻しを行うことができます。
充電は、本体のフタを開けてmicroUSBのケーブルで行います。
充電時間は2.5時間。
連続使用時間は、ノイズキャンセリングをオンで約3時間、オフで約3.5時間と短め。
さらに、充電中は使用できないので注意が必要です。
肝心のノイズキャンセリング機能は、スイッチでオン・オフを切換えることができます。
実際に使用してみたところ、電車・地下鉄の「ゴーー」という音、自動車のロードノイズ、エアコンの作動音などが、大幅に抑えらることが確認できました。
メーカーが謳う「周囲の騒音を90%カット」は航空機内での環境をシミュレートしたもので(電波を使うので飛行機内では使用できないはずですが)、実感としては半分〜1/3程度になった印象です。
電車の車内でノイズキャンセリング機能をオン・オフすると、普段いかに大きな騒音に囲まれていたのかということに気付かされます。
また、周囲の騒音が抑えられると音量をそれほど上げなくても音楽を聴けるので、耳への負担が少なくてすみます。
語学系やニュース・ポッドキャストなどが聞き取りやすくなり、通勤・通学の時間をより有効に使いたいひとも重宝すると思います。
音質はBluetoothによる劣化はあるものの、常に騒音・生活音に囲まれているひとにとっては、ノイズキャンセリングによるメリットが上回ることの方が多いのではないでしょうか。
ワイヤレスやノイズキャンセリングのヘッドセットを検討している方、とくに電車で通勤・通学をしているiPhoneユ
ーザーは注目しておきたい製品だと思います。
製品名 | SONY DR-BT150NC |
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製造 | SONY | ||
ショップ | アマゾン・楽天市場 | ||
サイズ・重量 | 50.5 x 24.5 x 11.9 (mm)、約26 (g) | ||
規格 | Bluetooth v3.0, A2DP, AVRCP, HSP, HFP, | ||
参考価格 | 6,980 円 (税込) |