ロジクールから発売されたiPad 2・新しいiPad(第3世代)用のキーボード『Ultrathin Keyboard Cover TK710
』を購入、試してみました。
iPadをはじめとするタブレット端末の普及により、それらに対応したBluetoothキーボードが数多く販売されるようになりました。
似たり寄ったりの製品の中で、この製品はiPad用キーボードの「本命」といってよく、
- キーボードとカバーの一台二役
- 強力なマグネットでiPadに固定
- スリムでスタイリッシュなデザイン
- 最大6ヶ月使える省エネ設計
- キーボード・マウスで信頼されるLogicool製
- 3年間保証付き
といった特長があります。
まずは届いたパッケージそのものが薄いことに驚き、中身を取り出してその薄さに再び驚かされます。
新しいiPadと比較すると、厚さはほぼ同じ9.96mm、重さは約半分の355gほどしかなく、他のキーボードに比べて圧倒的な薄さと軽さを実現しています。
スマートカバーと同様に、マグネットを内蔵したヒンジを搭載。ピタッとiPadに吸い付き固定させることができます。
この機能があるため、対応モデルはiPad 2と新しいiPad(第3世代)に限られ、初代iPadは非対応となります。
新しいiPadにマグネットで固定して開いた状態。
その薄さがおわかり頂けると思います。
閉じた状態がこちら。
強力なマグネットでiPadとくっつくので、持ち歩く際はカバーとして機能します。
もちろん、スマートカバーと同様にカバーの開閉によるスリープ(および解除)にも対応しています。
iPadと同じアルミ製(梨地加工)のため、デザイン上の一体感も申し分ありません。
キーは横幅一杯にレイアウトされており、キービッチは17mm。
この薄さながらパンタグラフ式を採用し、キーストロークはRetinaディスプレイのMacBook Proとほぼ同じ1.2mmを確保されれており快適です。
ホームボタン・言語切替、キーボードの表示・非表示をはじめ、iPadで頻度の高い操作はキーボードから行えるので便利な仕様。
内蔵バッテリーの充電は、付属のmicroUSB-USBケーブルで行います。約2時間で充電は完了。
フル充電すると、毎日2時間の使用した場合で約6ヶ月持つという省エネ設計で、バッテリーの心配をせずに思う存分タイピングができます。
キーボードの上には、iPadを立て掛けるため白い溝があります。
溝は浅いものの、この中にもマグネットが埋め込まれており、iPadがピタリと吸い付いて安定感してくれます。
iPad 2を立て掛けてみたところ。
超ウルトラノートと呼びたくなる一体感が印象的です。
ヨコからみたところ。
一見すると不安定なようですが、溝の中のマグネットで固定されているので、グラつきは全くありません。
ホワイトの新しいiPadで使用した例。
ブラックほど見た目の一体感はないものの、これはこれでよいデザインではないでしょうか。
ブラック・ホワイトのどちらのモデルでも、閉じてしまえば純正品のような統一感があります。
アップルのロゴされ付ければ、どちらがiPadでキーボードなのか分からなくなりそうなほど、よくデザインされています。
総重量は、iPad 2と組み合わせると956g、新しいiPadの場合で1,007gにとなり(共にWi-Fiモデル)、MacBook Airの11インチ(1,080g)よりも僅かながら軽くなる計算です。
一方でバッテリーはiPadの方が約2倍の10時間使用でき、メール・Web・執筆などが中心であれば、この組み合わせの方が優秀といえるかもしれません。
iPadを外に持ち歩くことが多く、物理的なキーがないとタイプできないというユーザーにっとっては、まさに本命といえるキーボードではないでしょうか。
製品名 | Ultrathin Keyboard Cover TK710 |
||
---|---|---|---|
製造 | ロジクール | ||
対応機種 | iPad 2・新しいiPad (第3世代) | ||
重量 | 355 (g) | ||
サイズ | 241.2 x 189.85 x 9.96 (mm) | ||
ショップ | アマゾン・ 楽天市場 | ||
参考価格 | 9,980 円 |