【レビュー】ノイズキャンセリングとワイヤレスを搭載したお手頃なヘッドフォン『MDR-NWBT10N』

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ソニーから発売された、ノイズキャンセリング搭載ワイヤレスヘッドフォン『MDR-NWBT10N』を購入してみました。

Bluetoothによるワイヤレスヘッドフォンや、ノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドフォンの人気は高いようですが、その両方を搭載した製品はほとんどみかけません。

この『MDR-NWBT10N』は、これら「ヘッドフォンの2大テクノロジー」を搭載しつつ、実売6,000円以下というリーズナブルな価格に設定された製品です。

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パッケージおよび本体に描かれた「Wロゴ」が示すとおり、本来はウォークマン用として販売されている製品ですが、Bluetoothに対応しているため、一部機能(後述)を除き、iOSデバイスでも使用できました。

付属品は、充電用のUSBケーブル、ウォークマン用おすそわけ充電ケーブル、イヤーピース(3種類)、収納用カバーです。

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イヤフォン部分は本体に直づけのため交換することはできません。

よって音質にこだわるひとや、お気に入りのイヤフォンを流用したい人向きではありません。

本体は2つのサークルをくっつけたような型をしています。

左側はWロゴを中心に回転するシャトルスイッチで、曲送り・曲戻し操作を行います。

iOS 5はBluetoothの早送り・早戻しに対応しているはずですが、なぜかこのモデルでは使えませんでした。

右側は再生・停止・電源および長押しペアリングで使用。

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本体裏面にはクリップがあり、シャツの胸ポケットやジャケットの襟などに挟んで使うこうとができます。

左下にみえるのがボリュームボタン。

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本体の端にあるカバーをはずし、付属のUSB-microUSBケーブルで充電を行います。

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充電は約2.5時間で終了。

スペックによると、バッテリーの持続時間は、ノイズキャンセリングがオフで約3.5時間、オンだと約3時間とかなり短め。

Bluetoothとノイズキャンセリングといういわば二重苦が原因と思われますが、通勤・通学で使うとことを考えると、ひとによっては往復分使えないことになり注意が必要です。

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搭載されているノイズキャンセリングはアナログ方式で、約90%のノイズ低減が謳われています。

電車の中で試したところ、90%とはいかないまでも周囲の音が数分の一に抑えられ、普段よりも数段ボリュームを下げて聴くことができました。

ノイズキャンセリングのオン・オフはスイッチで切換えられるため、その効果を実感することができます。

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音質は好みにもよると思いますが、低音が強調されたSONYらしい音の印象。

Bluetoothとノイズキャンセリングという音質面のハンデがあることを考慮すれば、結構がんばっている方かもしれません。

注意したいのは、Bluetoothの通話用プロファイル(HSP, HFP)に対応しておらず、iPhoneユーザーは通話に使えないという点です。

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カラーバリエーションは4種類。左の2つは、ウォークマンの本体とマッチさせるカラーリングでしょうか。

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ノイズキャンセリングは、ボリュームを下げて耳への負担を軽減しつつ、聞いているものに集中することができます。

繰り返しますが、電池の持続時間が短い、iOSでは早送り・早戻しに対応してい、通話に非対応、という点には注意が必要。

それを除けば、ワイヤレスとノイズキャンセリングを搭載しつつ価格が手頃な、コストパフォーマンスの高いヘッドフォンではないでしょうか。

製品名 MDR-NWBT10N
製造 SONY
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サイズ・重量 50.5 x 24.5 x 11.3 (mm)、約27 (g) 
規格 Bluetooth v2.1+EDR、A2DP, AVRCP
参考価格 5,699 円 (税込)