アップルがカメラを作るとしたらどんな製品になるのか、を予想したコンセプト画像が公開されていました。[source: ADR Studio ]
iPhone 4Sのカメラは、解像度・レンズ・センサーに改良が加えられ、驚くほどキレイな写真を撮ることができます。
では、iPhone 5でカメラはどのような進化を遂げるのか、という問いから生まれたコンセプトがこの『iCam』です。
「仮想のスペック」をまとめると、
- アルミニウム・ユニボディ
- 「iMount」により「Appleレンズ」の交換が可能
- 自分撮りおよびマイクロアプリ用のタッチパネル
- LEDフラッシュ
- SD UHS-iスロット
- Siri対応
- ISOレンジ 100 to 3200 (6400にアップグレード可)
- 60fpsのフルHD撮影
- 10.1Mピクセルセンサー
- Bluetooth
などとなっています。
本体はiPhone 5とほぼ同サイズで、ドックの部分だけすこし横長になっています。
レンズ・センサー・フラッシュは『iCam』に内蔵のものを使用。
iPhoneは操作用パネルとして使われ、専用のアプリが用意されるようです。
iPhoneが一体化されていることで、撮影した画像をRAWで取り込み、その場で加工してアップロード・共有する、という使いもできそうです。
最近はやりのピコプロジェクター機能も搭載。
製品を徐々に進化させる(または小出しにする)アップルのことですから、初代ではなく『iCam 3』あたりで追加してくるかもしれません。
音声アシスタント「Siri」に対応し、自分撮りのシャッターも音声でOK。
アップルマークの入ったレンズも気になります。
スティーブ・ジョブズ氏の伝記を書いたウォルター・アイザックソン氏によると、ジョブズ氏は将来のアップル製品について多くを語らなかったものの、テレビ・教科書・写真の3つを「reinvent (再発明)」したい、と話したそうです。
iPadで教科書が変わる可能は十分ありますし、来年にも「iTV」が登場するとの噂があります。
iPhoneの開発も発表の数年前から始まっていたとされ、既にアップル社内でカメラのプロジェクトが立ち上がっていても不思議ではないかもしれません。