標準カメラの4倍:最大32MPの高解像度で撮影できるiOS向けカメラアプリ『Hydra』

Hydra – Amazing Photography App Store』は、標準のカメラよりも高解像度・高画質で撮影できるカメラアプリです。

はじめにお断りしておきたいのは、このアプリは有料(500円)で、しかも「万能ではない」ということです。

しかしながら、特定の用途・シチュエーションでは、標準のカメラアプリよりも高画質の写真を撮影することができます。

このカメラは、シャッターを押すと連写カメラのように数十枚の画像を取り込み、画像処理でより高い画質の一枚の写真を合成する、という方式を採用しています。

8Mピクセルのカメラで撮影した場合、最大で32Mピクセルの写真を撮影できます。

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下は、iPhone 6の標準のカメラで、iPhone 6 Plusのバックパネルを撮影したもの。

小さな文字も読めるので、これはこれで十分なように見えます。

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しかしながら、『Hydra App Store』で撮影した写真と比べるとその差は歴然です。

左は標準のカメラ、右は『Hydra App Store』で撮影し、拡大したものです。

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次はiPad Airに付属しているACアダプタを撮影し、拡大したもの。

同じ条件で撮影しましたが、『Hydra App Store』の方が明るく、よりクッキリとしています。

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外に出て景色を撮影してみました。

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拡大してみると、やはり『Hydra App Store』の方がモアレやザラつきが少なく、シャープな印象です。

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良いことづくめのようですが、数十枚の画像を撮影するため、その間手元が動かないようにすることが求められます。

また、デバイスを静止できたとしても、動きのある被写体を撮影すると処理がうまくいかず、下のようなゴーストが発生することがあります。

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撮影方法や被写体に制約がありますが、解像度が欲しい場合に活躍するのではないでしょうか。

Hydra – Amazing Photography App Store
写真/ビデオ:9.2 MB
価格:¥500
開発:Creaceed SPRL