アップル製品に関連する製品・サービスの展示や講演が行われるイベント「Macworld Asia」が、9月22日より北京で開催されています。
「Macworld」は、米IDGワールド・エキスポが主催するイベントで、例年1月サンフランシスコで開催。
2007年のMacworldでは、基調講演で初代iPhoneが発表されるなど、毎年世界の注目が集まる重要なイベントでしたが、2009年を最後にアップルが出展を中止。
主役のアップルが不在のまま、2010年・2011年も継続していますが、その規模は縮小しているようです。
一方で、アジアではアップル製品、特にiPhoneの浸透が急速に進んでおり、その需要に応えるべく、今回北京での開催となったようです。
会場は「China National Convention Center」の11,000㎡もの広大なスペースを使用。
9月22日から25日までの4日間に渡り開催され、講演・展示・製品の使い方を教えるカンファレンスなどが行われます。
こちらはレジストレーションに並ぶ人々。
チケットは展示会場の入場券が50RMB(約600円)/日から。現地の人にとってはそれなりの値段のはずです。
イベントのキックオフとなるKeynote(基調講演)が行われる会場。
開演前で人がまばらですが、かなり広い会場のようです。
IDGの代表、Macworld 最高職 & CEOのMike Kisseberth氏によるキーノートでは、アップル新CEO・Tim Cook氏のコメントを引用し、中国市場の重要性を強調。
ほとんどのアップル製品およびサードパーティ制アクセサリーは中国で製造されていますが、その中国を工場としてではなく、市場としてみた場合の、アップルおよび関連各社の戦略が注目されます。
明日以降、展示会場の様子などを引き続きレポートします。
(取材は現地在住のTimLeaf氏が行いました)