1961年に東京・丸の内に開館し、現在は六本木にある「サントリー美術館」は、薩摩切子・江戸切子などのガラス工芸のコレクションでよく知られています。
今回ご紹介する『サントリー美術館公式アプリケーション
』は、今年で開館50周年を迎えることを記念してリリースされた「サントリー美術館」の公式アプリです。
所蔵する3,000点以上のコレクションの中から厳選された50点が収録されています。
「作品紹介」をタップすると、収録作品を閲覧できます。
「絵画」「漆工」「陶磁器」「ガラス」「染物」「装身具」の6つのカテゴリーに分類して作品を収録しています。
ここでは「絵画」に収録されている「春夏花鳥図屏風」を見ていきます。
作品の下にあるタイトルを上にスクロールすると、解説を読むことができます。
画面をタップするとナビゲーションバーを表示し、前の画面やホーム画面に戻れます。
作品画面は3層のレイヤー構造になっており、画像をタップして作品レイヤーをいちばん上に持ってくると、ピンチで拡大して見ることができます。
ランドスケープモードにも対応しています。
また、色から作品をさがして楽しめるようになっています。
ホーム画面の女性の絵画をタップすると、同系色でまとめられた作品のサムネイルを表示します。
端末を手で包み込むようにすると、色が切り替わります。
サムネイルをタップすると、作品からモチーフを取ったアニメーションとともにその作品を表示します。
点数はそれほど多くないものの、国宝に指定されている「浮線綾螺鈿蒔絵手箱」や、重要文化財に指定されている「小倉山蒔絵硯箱」なども収録されています。
日本美術を身近に感じることができるアプリです。
タイトル | サントリー美術館公式アプリケーション |
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カテゴリ | App Store > ライフスタイル |
開発 | SUNTORY MUSEUM of ART |
対応機種 | iPhone・iPod touch (iPad互換) |
価格 | 無料 |