ソニーから発売されUSB出力付き外部電源『 CP-A2L(S)
』を購入、試してみました。
このバッテリーの特徴をまとめると、
- 4,000mAhの大容量
- ACアダプタをバッテリーから着脱できるセパレート方式
- 1,000mAの高出力でiPadの充電にも対応
- 2系統のUSB出力で同時に2つのデバイスを充電
- 電池残量がひとめで分るLED
などがあります。
販路・売り場が異なる2つの型番『CP-A2l』『CP-A2LS』がありますが、中身は同じようです。
どちらでもよかったのですが、今回は『CP-A2L』という型番のものを購入しました。
筐体は、ホワイトを基調としグレーのロゴをあしらった、いかにもソニーらしいデザインといった印象。
表面は、指紋や細かなキズが目立ないよう、艶消し加工が施されています。
この製品の最大の特徴は、ACアダプター(左)とバッテリー部分(右)を着脱できる「セパレート方式」を採用しているところ。
押し込むまたは引っ張るだけで、「カチッ」という音とともに簡単に着脱できます。
充電が終わったらバッテリーを切り離して携帯することができ、またACアダプターとセットで持ち歩く際も、ケーブルなどがなくスッキリとしています。
裏側からみたところ。
ACダプターのブラグは携帯性を配慮した折りたたみ式です。
接続端子は、持ち歩くことが多いバッテリー側がメスになっており、異物の混入・ショートを防止するために、自動で開閉するフタがついています。
充電する際は、ACアダプターに内蔵されているプラグを起こし、コンセントに直接挿します。
充電中はLEDランプが点灯し、完了すると消えます。
バッテリー部分にあるLEDで電池残量を確認することができます。
オレンジのLEDが4つ内蔵されており、残量を5段階に表示します。
iOSデバイスの充電用として定番となっている『eneloop KBC-L2BS
』(レビューはこちら)と比較してみます。
エネループの方が容量が大きいものの、サイズがコンパクトなことが分ります。
また、エネループはAC/USBの2つの充電方式を選べるというメリットもあります
性能面では未だエネループに分があるものの、『 CP-A2L(S)
』はより購入しやすい価格帯で販売されているのが魅力です(価格は執筆時アマゾンで調査)。
iPhone 4を完全に放電した状態からのテストでは、満充電した『 CP-A2L(S)
』で、約1.7回(丸1回フル充電+70%)充電することができました。
エネループと比べてしまうと少なく感じられますが、iPhone・iPod touch用であれば4,000mAhもあれば十分といえます。
発売後間もないため認知度が低いものの、ACダプターの携帯性や価格・性能のバランスよさで、今後人気を集める製品となるかもしれません。
製品名 | CP-A2L(S) |
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製造 | SONY | ||
ショップ | アマゾン / 楽天市場 |
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サイズ・重量 | 84.5 x 58 x 26.4 (mm)、約145 + 45 (g) | ||
参考価格 | 4,100 円 (税込) |