iPhoneの次期モデル「iPhone 5」にデュアルコアプロセッサー「Apple A5」が搭載されることを示す情報が公開されています。[source: MacRumors ]
証拠となる情報は、ソフトフェア開発キット「iOS SDK 4.3」に含まれており、「Apple A5」のモデル番号”S5L8940“が、N94というデバイスのカーネルでみつかったと、と伝えられています。
「N94」は、アップルがデバイス毎に割り当てているコードネームのひとつで、iPhone 5の可能性が高いとみられています。
「Apple A5」は、まもなく発売されるiPad 2に搭載されている新しいチップで、
- デュアルコア
- CPUの速度が最大で2倍
- グラフィクスが最大で9倍
- A4と同じ消費電力
と発表されています。
アップルはこれまで、iOSを搭載したデバイス(iPhone・iPod touch・iPad・Apple TV)で共通のチップを採用(*)しており、「A5」をiPhone 5に搭載することは大方の予想通りですが、証拠となる情報がみつかったのは今回が初めてかもしれません。
バッテリーやスペースが制限されるiPhoneでは、iPad 2よりも低い駆動クロックで動作することが考えられますが、iPhone 4に比べてパフォーマンスの向上が期待できそうです。
* (メモリのサイズは異なる)
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