アイラボファクトリーから、iPhone 4と一体化する外部バッテリー『iL4 Power Battery Plate for iPhone 4
』の評価用に提供して頂きました。
アイラボファクトリーは、iPhoneを中心にスマートフォンやそのアクセサリーの販売、修理などを行っている名古屋のショップ。
このバッテリーは、修理で培ったノウハウを生かし、他には無いユニークなデザイン・機能を持っています。
いわゆる「バッテリー内蔵ケース」とは異なり、
- iPhone 4と一体化するデザイン
- 背面に強化ガラスを使用
- 保護を最小限にし、軽量・小型化を実現
- 純正ケーブルで同期・充電が可能
といった特徴があります。
ドックコネクタが付いた薄い板のような形状で、まさに「プレート」と呼ぶにふさわしいデザインです。
包み込む構造ではなく、ドックコネクタとカメラホールのヨコに並ぶ4つの吸盤とで固定するという仕組みを採用。
バックパネルには強化ガラスを使用。ロゴこそ違うものの、iPhone 4の背面と同じような質感です。
樹脂製にすればコスト・軽量化の両面で有利であったはずですが、デザインへのこだわりによる判断かもしれません。
カラーバリエーションは、写真の「ブラック
」「ホワイト
」の他に、「ブルー」「グリーンン」「ピンク」の全5色があります。
iPhone 4に装着したところ。
ケースとしての機能を省くことで、「バッテリー内蔵ケース」の難点でもある厚み・ヨコ幅の増加が抑えられています。
そのため手に持った際いの違和感が少なく、とくに手の小さな方や女性でも、片手での操作・文字入力などへの影響が小さくて済みそうです。
本体を下からみたところ。
スピーカー及びマイクの部分がメッシュになっており、装着したままでも通話・音楽・ゲームなどに支障を来すことはありません。
中央にある四角い穴は、充電・同期のためのドックコネクタです。
本体を上からみたところ。
バッテリー部分は樹脂製で、iPhone 4の金属バンドと材質が異なりますが、遠目には分らないほど一体化しています。
カメラ周辺の部分。
残念なのはフラッシュがカバーされていること。フラッシュで撮影したい場合は、取り外す必要があります。
iPhone 4のフラッシュは補助的なものであり、頻繁に使うひとでなければ、それほど問題ではないかもしれません。
本体底面にメス型のドックコネクタがあり、iPhoneに付属しているApple純正のケーブルで充電・同期が行えます。
そしてメス型としては非常に珍しいのですが、アップル社が定める基準を満たすアクセサリーであること示す、「Made for iPhone」の認定マークを取得しています。
純正のケーブルを幾つか持っている人ならば、例えば職場と自宅といった、行動範囲ごとにに置いておくことで、ケーブルを持ち歩く必要がなくなります。
また、専用のケーブルではないので、紛失した場合でも直ぐに購入することができるのもメリットのひとつです。
本体右下にあるボタンを押すと、背面の強化ガラスの下に埋め込まれているLEDが点灯。バッテリーの残量を確認できます。ボタンを長押しすると、iPhoneへの給電が始まります。
内蔵バッテリーの容量は1,500mAhで、完全に放電したiPhone 4を約80%まで充電することができました。
最大の特徴である大きさを比較するため、「バッテリー内蔵ケース」で最もコンパクトな『EXOGEAR exolife
』(レビュー)と並べてみました。
バッテリーとしての性能はほぼ同等の製品ですが、側面を保護しない分、『iL4 Power Battery Plate for iPhone 4
』がかなり小型化に成功していることが分ります。
はじめは吸盤を使った装着に不安を覚えましたが、数日間使用してみた限りでは思った以上にしっかりとしており、簡単に外れることはないようです。
「バッテリー内蔵ケース」のサイズやゴツいデザインが苦手で、
- できるだけiPhone 4のデザイン保ちたい
- 保護機能は最小限でよい
- とにかく薄く・軽量なものがよい
という方にちょうどよい外部バッテリーだと思います。
製品名 | iL4 Power Battery Plate for iPhone 4 |
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販売元 | アイラボファクトリー | ||
サイズ・容量 | ・重量123.2 x 58.6 x 14.6 (mm)、 1,500mAh、約65g | ||
ショップ | アマゾン / 直販 |
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参考価格 | 8,800円 (税込) |