バッテリーを内蔵したiPhone 4専用のハードケース『Eix Power Skin for iPhone 4
』を購入してみました。
バッテリー内蔵ケースは、iPhoneをキズ・衝撃からの保護しつつ、本体への充電ができるという、1台2役をこなすアクセサリーです。
このタイプの製品は、既にiPhone 4用にいくつか発売されており、当サイトでも以下の3モデルをレビューで取り上げてきました。
デザインやサイズに多少違いがあるものの、性能的にはほぼ横並びといってよく、今回購入したものも例外ではありませんが、この『Eix Power Skin for iPhone 4
』の最大の特徴は、
「ライバルの1/2〜1/3」
という価格で販売されているという点です。
“安かろう悪かろう”、というアクセサリーも少なくない市場なので、その実力を検証してみる目的で購入してみました。
まずはパッケージですが、他社製品がどれも華美な外装を使っているのに対し、あまりお金をかけていない印象です。
しかしながら、アップルの性能基準を満たしていることを証明する『Made for Phone』のマークがあり、怪しい製品ではないようです。
本体の他に、USB-microUSBケーブル、液晶保護フィルム、クリーニングクロス、日本語のマニュアルが付属しています。
本体カラーはブラック1色で、ロゴやラインといったものはなくシンプルです。
表面は『Juice Pack Air for iPhone 4
』と同じく、マット(艶消し)の加工が施されています。
この加工のお陰で指紋が目立ちにくいものの、全く指紋が付かない訳ではないので、気になる場合はクリーニングクロスなどで拭き取るとよいでしょう。
ケースの内部にDockコネクタがあり、iPhone 4への給電を行います。
このあたりの構造も、他の製品と変わりません。
本体は上下2つのピースに別れており、iPhone 4の着脱時に外します。
噛み合わせの精度も悪くなく、カチッと隙間なくハメることができます。
実際にiPhone 4に装着したところ。
ケース側のバッテリーをフルに充電した後、完全に放電したiPhone 4に給電するテストをおこなったところ、約85%まで充電することができました。
スペックでは、他のモデルよりも若干多い1,700mAhを謳っていますが、ほぼ同程度の充電性能性能のようです。
カメラ・イヤフォンへのアクセスは問題なく、ボタン・スイッチ類は押しづらくなるものの、操作に支障はありません。
内蔵バッテリーの残量は、裏面のボタンを押すと、4つのLEDで確認できます。
また、このボタンは給電はオフ・オフも兼ねており、その際は2秒程度の長押しをします。
充電は、本体の下の部分にあるmicroUSB端子から行います。
メッシュのカバーに覆われた2つの穴は、マイクとスピーカーのためのものです。
充電に使うケーブルで、iTunesの同期も行うことができます。
充電・同期が1本のケーブルで済むので、同期の度にケースを外したり、ケーブルを挿し直す必要はありません。
バッテリー製品はセルの優劣で耐久性が異なるため、長期のテストを行う必要がありますが、数日使った限りでは特に問題なく、コストパフォーマンスが高い製品といえます。
毎日使うのであれば信頼のおけるブランドの製品を購入するのがベストですが、屋外イベントや旅行用などでは、このような選択肢もありかもしれません。
製品名 | Eix Power Skin for iPhone 4 |
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製造 | ShenZhen East Galaxy Technology | ||
サイズ・重量・容量 | 62 x 120 x 17.6 (mm)、72g、1,700mAh | ||
ショップ | アマゾン |
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参考価格 | 3,680円 (税込) |