サンコーから発売された、Bluetoothキーボード付きのiPhone 4専用ケース『無線式ミニキーボード内蔵iPhone革ケース
』を購入してみました。
iOS 4.0より、iPhone 4・3GSでBluetoothの外付けキーボードが使用可能になり、関連した商品の発表が相次いでいます。
なかでも注目されているのが、Bluetoothキーボードを内蔵したケースにiPhoneを入れる「一体型タイプ」の製品で、iPhoneとキーボードを一緒に持ち歩くことができるというメリットがあります。
この『無線式ミニキーボード内蔵iPhone革ケース
』は、1つの製品として販売されていますが、Bluetoothのキーボードと革製のケースをセットにしたものらしく、パッケージも2つに別れて届きました。
Bluetoothキーボードは、コンパクトにまとめられたQWERTY配列で、キートップはラバー素材を採用。
キーストロークが十分にあり、押した感覚が指にしっかりと伝わります。カシャカシャといった音がしないのもポイントです。
英語と日本語の切替えは「Fn」と「IME」の同時押し、赤字で表示されているキーは「Fn」と「Enter」で切替えて入力します。
キーボードはiPhone 4とほぼ同じサイズ(115 x 60 x 10mm)で、重さは約42gと非常に軽量。
キーボードの右上には、ペアリング用のボタンと青いLED、バッテリーが少なくなると点滅する赤色のLEDが並んでいます。
裏面のステッカーには「Bluetooth MINI KEYBORAD」とあり、単体で販売されているようです。
Bluetoothのバージョンは2.0で、以下のデバイスにも対応しています。
- iPad, iPhone, iPad Touch OS4.0以降
- Handhelds with Android / Windows Mobile 6.0〜
- Sony Playstation3
- HTPC with built- in Bluetooth
- パソコン Windows / Mac /Linux
キーボードの上側の側面には、電源スイッチと充電用のマイクロUSBポートを配置。
スペックによると、充電時間は3-4時間、連続使用時間は最大50時間、待受け時間は最大400時間となっています。
iPhone 4とのペアリングは、
- キーボードの電源を入れ、右上にあるボタンを押す
- iPhone側で、「設定」>「一般」>「Blueooth」と進み、トグルを「オン」
- 右下のようなメッセージが表示されるので、キーボード側で表示されているパスコード(この場合は7332)を入力し、Enterを押す
で完了です。
ケースには、キーボードとiPhone 4をそれぞれ収納できるスペースがあります。
iPhoneのボタン類、イヤフォン・スリープ・パワーボタンへのアクセスは問題ありません。
しかしながら、説明書の注意書きによると、iPhone 4の輝度センサーが隠れてしまい、通話等で正常に機能しない場合があるようです。
iPhone 4とこのキーボード専用に作られたようで、ピッタリとフィットしますが、キーボードの端ギリギリまでケースがあるため、押しにくいと感じることがあります。
ケースを閉じたところ。
革製であることに加え、iPhoneとキーボード用を重ねているため、約30mmとかなりの厚さがあります。
ミニキーボードの押し心地は決して悪くありませんが、問題は入力のポジションが安定しないという点です。
ケースを開いた状態でホールドしつつ、キーボードで入力をするのは簡単ではなく、iPhoneの部分をデスクの端や組んだ足の上に置いた方が楽にキーを打つことができます。
ケースはあくまで「オマケ」で、コンパクトなBluetoothキーボードを購入したと自分に言い聞かせるか、以前に紹介した下のような製品の登場を待った方がよいかもしれません。
製品名 | 無線式ミニキーボード内蔵iPhone革ケース WLSPH4GR |
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販売元 | サンコー | ||
ショップ | アマゾン / 楽天 / サンコーレアモノショップ |
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参考価格 | 5,980円 (税込) |