iPhoneを挟んで向かい合って使う翻訳アプリ『Converse』-今日のアプリ第540回

06/01/2010

『Converse
』は、iPhoneを間に挟んで向かい合って使うユニークな翻訳アプリです。

文章をタイプすると画面の上下を反転。相手の言語に翻訳し、返事を入力できるようにキーボードを出現させます。

向かい合って交互に会話をするようにタイプできるので、入力の度にiPhoneを手渡す必要がありません。

あらかじめiPhoneの「設定」で目的のキーボードを有効にしておけば、特殊な文字を使う言語でも入力することができます。

対応言語は48カ国語にもおよび、世界中どこへ行っても困ることがないでしょう。

注意したいのは、このアプリは「英語とそれ以外の言語」で使うことが前提となっている点です。例えば「日本語と中国語」「タイ語と韓国語」といった組み合わせでは使用できません。

また、ネットワーク接続を必要とするので、外国で利用する際はパケット料金に注意が必要です。

入力常に英語から始まります。入力が終わったら2つの国旗の間にある翻訳ボタンを押し、相手の画面に切り替えます。

デフォルトでは入力後3秒ほどで相手側へと順番が渡される設定になっています。複数の文章を入力したい場合は、「Write More」をタップし継続します。

対面翻訳のほかにも、通常のフレーズを翻訳する機能もあります。

よく使う言語を「Favorite」に保存しておけば、次回から言語の選択が少し楽になります。

翻訳をするアプリは多く存在しますが、向かい合って使うというアイデアがユニークなアプリです。

残念なのは実装があまりスマートではなく、ボタンが押しづらかったり、操作に戸惑うことがありました。

アプリの中にフィードバック用のリンクを設置し、意見を取り入れることに積極的なようなので、今後のアップデートで使いやすくなるかもしれません。