Googleが、現在地を取得する「My Location」をiPhoneのSafariに対応させたことを発表しています。[source: Official Google Mobile Blog]
これによって、現在位置に基づくGoogle検索が可能になり、ユーザーにとってより価値の高い検索の表示につながる可能性があります。
iPhone OS 3.0のSafariから利用が可能になった位置情報を取得する機能を使い、現在地周辺の店舗・施設などを検索結果に含めることができます。
現在のところUSとUKのみの対応で、今後他の国へもサポートを拡大していくようです。
いち早く試したい方は、USのサイトで設定を行うことで、日本でも「My Location」による検索が可能です。
Google My Locationの使い方(日本対応までの暫定)
GoogleをSafariで開いてログインし、「表示設定」で位置情報の通知が「はい」になっていることを確認します。
画面下のリンク「Google.com in English」をタップして英語のサイトへ移動し、検索ボタン下の「update」というリンクをタップします。
位置情報の利用に関する確認が2回表示され、取得に成功すると「My Location」の前にブルーのサークルが点灯します。
日本では対応していないため、地名ではなく「???」が表示されますが、内部的には位置情報を保持しているようです。
位置情報を取得後は、日本語のサイトに戻って通常どおりの検索が行えます。
「映画館」「マクドナルド」を検索したところ、周辺の店舗・施設を表示しました。