『Pano
』は、iPhoneのカメラで、横に長いパノラマ写真を作ることができるアプリです。
ガイドに従ってカメラを構える位置をずらしながら写真を撮影すると、自動的に一枚の写真に合成してくれます。
このアプリは以前、つなげることができる写真の数が最大6枚という制限がありましたが、バージョンアップで最大16枚までに増加。ぐるりと一周(360°)を収めたパノラマ写真を作成できるようになりました。
撮影はタテ方向・ヨコ方向のどちらでも可能ですが、360°取る場合は一枚あたりの撮影範囲の広いヨコ方向がおすすめです。
デフォルトではタテ方向の撮影になっています。必要に応じて、設定ボタンを押して、”Switch to landscape mode”を選び、”ヨコ方向へ変更します。
撮影は(完成写真の)左端から行います。1枚目は通常の写真と同じように撮影します。
2枚目以降は、前の写真の右端の部分が半透明で表示されるので、それに合うようにカメラを構えて撮影します。
少しばかりのズレは、最後の合成の段階で処理されるので、神経質になる必要はありません。
同様の手順で撮影を繰り返し、パノラマ写真に収めたい範囲が終わったら、設定ボタンを押して”Make my panorama now!”を選択します。
撮影を終了するとパノラマ写真への合成処理が始まります。
一枚あたりにかかる処理時間は7,8秒といったところでしょうか。
完成したパノラマ写真は、画面上をフリックしてスクロールし確認することができます。同時に画像が「カメラロール」へ保存されます。
出来上がったパノラマの一例(画像をクリックするとオリジナルサイズで観れます)。
通常のカメラでは不可能な面白い写真が撮れます。
部屋の中でも使うことができますが、風景のような被写体まで距離がある方がきれいに撮れるようです。
下の例では、建物が若干不自然ですが、空や芝などのつなぎ目はほとんど分かりません。
360°(+アルファ)を撮ってみた例。
合計12枚の写真を撮影しましたが、アプリが落ちるようなこともなく、カメラロールに保存されました。
自動でつなぎ目を処理するアプリはより高機能な『Panorama』(1,200円)がありますが、カジュアルな用途ではこのアプリで十分キレイなパノラマ写真を撮影できます。
通常の写真では迫力を伝えられない、壮大な自然風景やスポーツ競技場などで役に立ちそうです。
タイトル | Pano |
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カテゴリ | App Store > 写真 | ||
開発 | Debacle Software | ||
対応機種 | iPhone・iPod touch | ||
価格 | 170 円 | レーティング | ★★★★☆ |