iPhoneをPhotoshopのツールバーやショートカットのリモコンにする『Photokeys』 – 今日のアプリ第354回

03/03/2009

「Photoshop」は、非常に多くのユーザーに利用されている画像処理ソフトです。

今日のアプリ『Photokeys
』は、そのPhotoshopをより便利に使うために開発された、iPhone・iPod touch用のアプリケーションです。

Wi-FiでPC/Macに接続し、画面上のボタンを押すだけで「Photoshop」のツールバーやショートカットに素早くアクセスすることができます。

「Photoshop」に限ったことではありませんが、キーボードのショートカットを使うと、余計なマウスの動きやメニューの階層を辿る必要がなく、作業を効率をアップさせることができます。

このアプリを使うと、覚えにくいキーボードのショートカットを使わずに、ボタンを押すだけで様々なツールを選択することができます。

『Photokeys
』を利用する前に、Mac/PC上に無料で公開されているサーバーをインストールしておきます。

サーバーをインストール状態で『Photokeys
』を起動すると、自動的にMac/PCに接続します。”Prefs”画面で接続の状況を確認することができます。

“Tools“には、ツールバーにあるアイコンがタイル状に並べられています。

片手でこのアプリからツールを選択し、もう一方の手でマウスを操作する、という使い方を想定していると思います。

選択したオブジェクトを移動する”Arrows“という画面も用意されています。

さらにもう1画面、よく使われるメニューアイテムをアイコン化した画面、”Edit”があります。

この画面の下の方には、カスタマイズできるボタンのスペースが8個分あります。

ボタンのカスタマイズは、サバーの設定画面から行います。

ボタンに名前を付け、キーボードのコンビネーションを定義し、”Apply”すると上の画面のようにボタンの情報が転送されます。

既にキーボード・ショートカットを覚えている人にはあまりメリットがありませんが、ある程度「Photoshop」の利用頻度が高く、現在全てマウスで操作している人は効率アップにつながるかもしれません。