アクセサリー編に引き続き、iPhone・iPod touch用のアプリ、ソフトウェア関連のブースをいくつかレポートします。
音声録音、多機能ノートパッドなどのアプリを開発しているPolar Bear Farmのブース。
iPhone SDKがリリースされる前の2008年のMacworldに、いち早く出展していたのでよく覚えています。
メインとなる「Note Pad」は、検索、フォルダ分け、PC/Macとの同期などの機能を備えたメモ帳。
出張の経費精算、スケジュールなどを管理するアプリを開発するMobile Warriorのブース。
データを共有できるなので、個人というよりは小規模な会社向けのソリューションかもしれません。
多言語には対応しているとのことでしたが、単位、通貨などまでは確認しませんでした。
現在はまだ開発中で、間もなくApp Storeにリリースするとのことでした。
燃費管理、ToDo、メモ帳などのアプリを開発するAppigo。
燃費を管理する『AccuFuel
』は今日のアプリで紹介したことがあります。
『ToDo
』をデモをみせてもらいましたが、タスク終了のマーキングのデザインを沢山用意するなど、使いやすいインターフェイスでした。
このアプリ単独でのToDo管理はもちろん、Toodledo、RememberTheMilkとの同期も可能(要Proアカウント)。$9.99とちょっと高めですが、タスクマネージメント・アプリを探しているひとはチェックしてみてはいかがでしょうか。
iPhone・iPod touchで動作するVoIPアプリを開発するTruphone。
『Truphone for iPhone
』『Truphone for iPod touch
』はともに無料。Truphoneユーザー同士や、Google Talkへの通話も無料。一般電話や携帯電話へも非常に安価な通話料で済みます。(各国への通話料金はこちら)
今回サンフランシスコから日本への通話は『Fring』+Skypeを使いましたが、Truephoneもなかなか使い勝手がよさそうでした。
日本からは、『ZeptPad
』『Zeptliner
』などで知られる、ユビキタスエンターテイメント(UEI)が出展していました。
このブースを使って、日本から来た他のアプリ開発者もデモを行っていました。
会場に向かう飛行機の中で開発したという、『i書道
』もしっかりと宣伝。
専用メガネなしで動画を立体的に表示する技術をもつWazabee。
特殊な処理を施したシートをiPhoneやPC/Macの画面に被せると、動画(これも特殊処理が必要)が立体的に見え、実際にみるとちょっと感動します。
iPhone用にはシートを挿入するための専用ケースを販売するとのこと。
コンシューマー向けというよりは、企業向けのマーケットを対象にしているそうです。
MacWorld Expoの展示フロアーをかけあしで紹介しましたが、会場の雰囲気を感じて頂けたでしょうか?
Appleの参加は今回最後となりましたが、主催しているIDGはMacworld 2010の開催を予定しているようです。
普段みることのできない製品に触れたり、様々なアプリの開発者と直に話せる機会は他にないので、来年以降も続いてくれることを願っています。