iPhoneやMacのシステム・ステータスを監視できる『iStat』 – 今日のアプリ第331回

iStat今日はiPhoneのメモリ、ネットワーク環境などのチェックや、Macのシステム・ステータスをワイヤレスで監視できるアプリ『iStat
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』を紹介します。

iStat

Macのシステム・ステータスをモニターするウィジェットで定評があるiSlayer社がiPhone用向けのアプリを開発したもので、iPhone・iPod touchのメモリー使用状況、ネットワーク環境に加え、ネットワーク上のMacのCPU、ディスク容量、各種温度、ファンスピードなどを監視することが可能です。

iPhone・iPod touch単体での使用

Macのリモート・モニタリングがウリのアプリですが、単体でもメモリー、ディスク(フラッシュ)の使用状況を、美しいデザインの表示してくれます。

Free Memory(メモリー解放)”は、iPhone・iPod touchの空きメモリーが不足して不安定になったときに有効かもしれません。(素直にリブートしすることをおすすめしますが)

また、UDID(デバイスの固有ID)やMACアドレスをメールに添付して送付する機能も備えています。

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基本的なネットワーク・ツールの「Ping」、「Traceroute」機能で、ネットワークのレイテンシーやホップ数・ルートなどを調べることもできます。

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Macのシステム・モニタリング

サーバーソフト「iStat Sever」(無料)をMac(OS X 10.4 or later)にインストールしておくと、iPhone・iPod touchからリモートでシステム・ステータスを監視することができます。

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Wi-Fi(Boujour)での接続はとくに設定をしなくても使えるはずですが、iPhone・iPod touchの”名前”に日本語が入っていると接続できないようです。これには結構ハマりました。(iTunesのレビューに助けられました。感謝!) 

バグは開発者にレポート済みですが、アップデートがあるまでは、iTunesで英数字のみ(“Nakimo’s iPhone”など)の名前に変更しておくと問題を回避できます。

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初回の接続時には、iPhone・iPod touch側に”Passcode(パスコード)”を入力する必要があるため、「iStat Server」を起動して確認します。通常は「iStat Server」を起動しておく必要はありません。

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サーバーをインストールしたMacをリストから選択し、上記のPasscodeを入力します。

この入力は初回のみで、サーバー側でコードを変えない限り、2回目以降は必要ありません。

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接続が完了すると、CPUのロード、メモリ・ディスク・ネットワークの使用状況、温度センサー、ファンスピードなど、実に様々な情報をリアルタイムでモニターすることができます。

下のスクリーンショットはMacBookの情報で、左がアイドル時、右が動画を数分間フルスクリーン再生してみたところです。

温度が急激に上昇し、放熱用のファンもスピードが上がっているのが確認できます。

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モニターする項目、表示方法の設定など、細かなところへの気遣いも嬉しいですね。

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IPアドレスを指定してアクセスすることも可能とのことで、とくにMacをサーバーとして利用しているひとは、iPhoneでどこからでもシステムを監視できるので、便利なのではないでしょうか。

iPhone・iPod touch単体での利用でも、App Storeに既にあるアプリよりデザインがよく、十分検討の価値があると思います。

また、公式発表ではないものの、開発者はWindows, Linux版のサーバーソフトの開発も視野に入れているそうですので、長い目で将来の対応を待ちたいと思います。

タイトル iStat
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カテゴリ App Store > ユーティリティー
開発 Bjango
対応機種 iPhone・iPod touch
価格 230 円 レーティング ★★★★★