iPhoneをMac/PCのワイヤレスマウス・タッチパッドにする『Mobile Mouse Pro』

02/26/2011

『Mobile Mouse Pro
』は、iPhone・iPod touchをWi-Fiネットワークで接続したMac/PCのトラックパッド、マウス、キーボードとして利用するアプリです。

iPad用には、『Mobile Mouse (Remote/Trackpad for the iPad)
』がリリースされています。

（この記事はゲストライターのTom氏が執筆しました)

『Mobile Mouse Pro
』を利用には、iPhone・iPod touchと接続するための「Mobile Mouse Server」アプリを開発元からダウンロードし、Mac/PC で起動しておく必要があります。

接続に必要なパスワードを設定することも可能です。

システム要件は、「Mac OS X 10.5以上、Windows XP/Vista/7」となっています。

以下、Macと接続した場合のレビューです。Windowsと接続した場合には、異なる場合があります。

画面右上のアイコンをタップして、マウスとトラックパッドに切り替えて、Mac/PCを操作できます。

本体を振るとキーボードが隠れて、画面全体がマウス／トラックパッドになります。

トラックパッド上で指を動かして、接続しているMacのマウスポインタを操作できます。

トラックパッドをタップするとクリック、2本指でタップすると右クリックを実行可能です。

ファイルをドラッグしたり、2本指で画面をスクロールすることもできます。

キーボードの右上にあるボタンをタップすると、Dockに並んでいるアプリのアイコンを表示し、アイコンをタップして、アプリの起動／切り替えが可能です。

起動しているアプリのアイコンをタップ＆ホールドするとメニューを表示し、アプリを隠したり、終了（閉じる）ことができます。

Finderのアイコンをタップ＆ホールドした場合には、スリープ／システムの終了が可能です。

左上のボタンをタップして、iTunes・DVD プレーヤのコントローラ、Webブラウザのツールボタン、Keynote ’09・PowerPoint ’08以降のプレゼンテーション用として使用することもできます。

また、Macでクリップボードにコピーしたテキストを読み込んで、iPhone・iPod touchのクリップボードにコピーすることも可能です。

Macで画像をコピーした場合には、その画像を写真アルバムに保存できます。

ファイルをコピーした場合には、ファイルのアイコン画像を写真アルバムに保存します。

ファンクションキーや、表計算、計算機に便利なテンキーも使用できます。

『Mobile Mouse Pro
』で入力したテキストをMac側のアプリに送ることも可能です。

デフォルトの状態では、日本語変換ができませんが、画面左上のギアアイコンをタップして、「Options」で「Key Buffer」をオンにすることで変換できるようになります。

Wi-Fiネットワークが必要という制限はありますが、離れた場所からMac/PCを操作できます。

リモートでウェブサーフィン、写真ライブラリの閲覧など、さまざまな用途に使用できるアプリです。