QRコードを表示してアドレス情報を携帯へ｢QRContact｣ – 今日のアプリ第232回

08/27/2008

”普通の携帯にあって iPhone 3G に無い機能”は、様々なメディアに取上げられているとおり、ワンセグ、絵文字、など例をあげるとかなりの数となります。

iPhone には、それらの点を差引いてもあり余る魅力があり、ほとんどのユーザはそれを承知で購入している訳ですが、やはり日常使っている中で不便に感じる場面があることは否めません。アドレスの交換もその一例ではないでしょうか？

仕事上の付き合いでは名刺交換という慣習がいまだに主流を占めていますが、プレイベーで初対面の人と連絡先を交換する場合、赤外線を介して行うことも一般的になりつつあります。

今日のアプリ『QRContact』は、携帯電話ユーザとのアドレス交換の際に便利な、QRコードを作成するアプリです。

「連絡先」アプリに登録されているコンタクト情報を、QRコードに変換して画面に表示します。

表示されたQRコードは、バーコードリーダーを搭載したドコモ、ソフトバンク、au の携帯電話で読み取ること可能です。

【注】このアプリで可能なのは、”iPhone → 携帯”で、”携帯 → iPhone”ではありません。

アプリを起動し、”Address Book”をタップし、QRコードに変換したい連絡先を選択します。

選択した連絡先の情報がQRコードで表示されます。

”Softbank & au”向けのコードと、”docomo”向けコードの2種類が用意され、読み取る携帯のキャリアによって使い分けるようです。

auの携帯でテストしてみましが、漢字の名前、メールアドレス、電話番号を問題なく読み取ることができました。

注意したいのは、読み取った連絡先を携帯に登録する場合、”名前のよみ”が含まれていないので、”あいうえお”順で正しく表示されないことです。”名前のよみ”はマニュアルで登録する必要があります。

”iPhone ってそんなこともできないの？”と言われないためにも、インストールしておいて損はないかもしれません。