米国で、iPhone 6sを予約したユーザーに、発売前に届いてしまうという配送ミスが発生。
受け取ったユーザーが、写真やベンチマークを公開しています。
羨ましいミスが起きてしまったユーザーは、San Diegoに住む@MoonshineDesignさんで、発売よりも4日も早い現地時間の9月21日に、AT&Tで予約していた「iPhone 6s (ローズゴールド)」が届いたとのこと。
Not sure how this happened but my #iphone6s arrived early @ATT @apple pic.twitter.com/0hK1BETycl
— Adrienne (@MoonshineDesign) September 21, 2015
さっそく開封を行い、12Mピクセルのカメラや4K対応の動画(ダウンコンバート済み)などを、Twitter上に次々と投稿しています。
注目されるのは、『Geekbench 3 』でのベンチマークテストを行い、その結果も公開していること。
プロセッサーは2コアで、クロックは1.8GHz。メモリは2GBであることが確認できます。
これまでも「ベンチマーク(自称)」はネット上で出回っていましたが、今回は実機の画像とセットになっているため、極めて信憑性が高いといえます。
比較する対象があった方が分かりやすいため、見慣れたGeekBenchのグラフに追加してみました。
まずはシングルコアの結果から。
iPhone 6との比較で42%、iPhone 5sとでは64%も向上しています。
iPadを含んだiOSデバイス全体のグラフでは、さらに驚きの結果に。
iPad Air 2を大きく引き離しています。
次はマルチコアの結果。
iPhone 6と比べて49%アップ。iPhone 5比べると約3.4倍の性能を示しています。
最後は、マルチコアのベンチで、OSデバイス全体を並べたもの。
「iPad Air 2に負けてるじゃないか」と思ってしまいそうですが、Air 2に搭載されている「A8X」はトリプルコアで、コアが1個少ないiPhone 6sが近いスコアを叩き出していることの方が驚きです。
iPadとの比較はさておき、iPhone 5・5s・6との比較では大幅に性能がアップしており、その差を十分体験できそうです。
iPhone 6s・6s Plusの発売は9月25日(金)ですが、アップルオンラインストアは既に初回分が完売。携帯各社で購入の方も、お早めに予約をしておいたほうが良さそうです。
・NTTドコモ オンライン(公式サイト)
・au オンライン (公式サイト)
・SoftBank オンライン (公式サイト)