傘が必要な日だけ玄関でお知らせ〜iBeacon連携アプリ「そら用心」が便利

出掛けるときは快晴だったのに帰りは大雨で止む無く傘を買った、という経験はだれでもあるものですが、「そら用心 App Store」と「そらビーコン」を使えば、そんな失敗にはおさらばできるかもしれません。

天気予報アプリのジレンマ

iOS向けアプリ「そら用心」は、この先の降水確率を表示するとともに、傘が必要となるかどうかの目安をアドバイスしてくれます。

これはこれで便利なのですが、確認するにはアプリを起動する必要があり、そもそも出掛ける前に降水確率をチェックする習慣がある人は、そうそう傘を忘れる訳はありません。

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子供のときにお母さんが玄関先で「今日は傘をもっていきなさい」と言ってくれたように、外出するタイミングで傘が必要な日だけ、教えて欲しいのです。

それを可能にしてくれるのが「そらビーコン」です。

iOSのアプリが自動検知するiBeaconデバイス「そらビーコン」

そらビーコン」は、Bluetoothを使った位置情報拡張機能「iBeacon」に対応したデバイスです。

ビーコンという名が付いているとおり、Bluetoothの信号を継続して発信。それに近づいたiOSデバイスのアプリを、自動で起動させることができます。

そらビーコン」は3,800円(税・送料込)で、こちらのサイトから取り寄せることが可能。

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「そらビーコン」が届いたら、フタを開けて絶縁シートを取り電源を入れます。

あとは、ボタンを押してモードを変更し、ビーコンの発信範囲を調節します。

このあたりの手順は、動画およびイラストによる詳しい解説があるので、迷うことはありません。

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次にそらビーコンをアプリに登録します。

ビーコンの裏面に2次元バーコードがあり、カメラで読取るだけでOK。
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バーコードの読取りは、『そら用心』の設定から行います。

以上で基本的な設定は終了です。

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アプリを起動しなくても必要なときだけ通知

設定が終わったら「そらビーコン」を玄関などに設置します。

すると、玄関に近づいたタイミングで、傘が必要な時だけ自動で通知が届きます。

iPhoneなどがポケットに入っている場合でも、音が鳴る回数で傘の要不要がわかります。

また、Apple Watchにも対応しており、腕をトントンと叩いてお知らせしてくれます。

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傘が必要かどうかの判断は、設定で降水確率のしきい値を指定することで変更可能。

また、お知らせの音声を、大阪のおばちゃんや執事などのキャラから選べる「お知らせボイス」という機能もあります。

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そらビーコン」は3,800円(税・送料込)しますが、自宅にマイiBeaconを設置できると思えば、むしろ安いくらいかもしれません。

また、傘を忘れてコンビニでビニール傘を何本も買うことを防げると考えれば、そのうち元がとれそうな気もします。

よく傘を忘れる方、または家族にそういう人がいるご家庭にお勧めしたいアイテムです。

そら用心 App Store
天気:29.0 MB
価格:¥240
開発:feedtailor Inc.