発表されたばかりのiPhone 5sですが、ベンチマークテストの結果が早速掲載されはじめています。
iPhone 5sは、64bitアーキテクチャを採用した「Apple A7」を搭載し、CPUおよびグラフィクスにおいて、最大でiPhone 5の2倍のパフォーマンスを出すと謳われています。
性能を計測するベンチマークテストは、メディア向けの貸し出しの情報解禁日後に公開されるのが一般的ですが、一部ながらGFXBenchでの結果が掲載されています。
掲載されているのは、グラフィクスのベンチマークのうち「GFXBench 2.5 Etyt HD C24Z16 -Offscreen」と「GFXBench 2.5 Etyt HD C24Z16 -Offscreen」の2つのみ。
下がその結果。比較のためiPhone 4・4s・5の結果も載せています。
iPhone 5sが対応しているOpenGL ES version 3.0のメリットが反映されていない可能性があるものの、かなり良いスコアを出しています。
数えきれない程あるグラフィクスベンチの一部でしかありませんが、これを見る限り「最大で2倍」というは大袈裟ではないようです。
下はスペシャルイベントで使われたスライドで、初代iPhoneと比較すると、iPhone 5sのグラフィクスは最大56倍にもなるとのこと。
新機種が出る度に性能アップしていることが実感できるiPhoneですが、改めてその凄さに気付かされます。
特殊な用途でない限り既にiPhone 5でも十分な性能に達している感があり、 そういう意味では最高性能を求めない層を狙った「iPhone 5c」の投入は理にかなった戦略かもしれません。
CPUやグラフィクスの他のベンチマークは来週にも出揃うと思われます。