男性であればだれでも、戦闘機やミサイルに憧れた時期が子供の頃にあったはずです。
この『AR Missile 』は、「ミサイルを撃ってみたい」という夢を叶えてくれる、iPhone向けのAR(拡張現実)アプリです。
カメラを通して画面に映し出される現実の世界でターゲットを定め、画面をタップして標的をロックオン。
3Dグラフィクスで描かれるリアルなミサイルを、簡単に撃ち込むことができます。
使い方は、人や乗り物といった標的となるものにカメラを向け、タップしてミサイルを発射するだけ、といたってシンプルです。
しかしながら、タップすると照準がロックされ、ターゲットを自動で追尾する「ロックオン」と呼ばれる本格的な機能を搭載。
実際にプレイしている動画がこちら。
ARにつきものの「マーカー」を使わず、リアルタイムに画像解析を行うことで、動いているものに対しても高い精度でミサイルを命中させることができます。
ミサイルは最大16発まで同時発射が可能。
画面左の「HOLD」ボタンを押しながら連続して標的をタップすると、ボタンを離した瞬間にまとめてミサイルが発射されます。
また、画面中央の「SNAP SHOT」ボタンをタップすると、ミサイルを撃ち込んだ画像を保存することができます。
この「SNAP SHOT」は、単なるスクリーンショット機能ではなく、シャッターをタップした後の3秒間を保存し、スライダーで決定的な瞬間を探せる「タイムシフト」を備えています。
画像はカメラロールに保存、またはTwitterに投稿することも可能。
画面右の「SENSOR」をタップすると、画像解析に使われているデータをリアルタイムで表示します。サーモグラフィーのようでなかなかクールです。
リアルタイムで処理しているにも関わらず、ロックオンの精度がかなり高く、高速に移動しているものでも捕捉してくれます。
処理速度の関係からか、対応機種はiPhone 4・3GSおよび第4世代iPod touchに限定されています。
ここまで読んで、「ARでミサイル発射して楽しいの?」と思った方もいるかもしれません。
万人向けではありませんが、ストレス発散にもなり、結構楽しめるのではないでしょうか。
AR Missile – Automatic Target Tracking
エンターテインメント:3.8 MB
価格:¥115
対応:iPhone・iPod touch (iPad互換)
開発:PSOFT