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iFixitが、待望の「iPad Pro (11インチ)」の分解レポートを公開しました。
恒例行事となっている分解レポート・シリーズは、内部構造を明らかにすることで、目に見えない部分での進化を探るのが目的です。
分解レポートのハイライトは次のとおり:
- 合計8つのスピーカー(ウーファーX4、トゥイーターx4)
- バッテリー容量:29.45Wh (iPad Pro 10.5は30.8Wh)
- USB-Cポートは部品交換しやすいモジュラータイプ
また、おまけとして、新しいApple Pencilの分解も行なっています。
ワイヤレス充電用のコイル・バッテリー・制御チップ類などは予想どおりですが、面白いのはタップ用のセンサーの部分。
先端よりのかなり広い部分にグリッド状のセンサーが埋め込まれており、将来的にはタップだけでなくジェスチャーのような操作も可能になりそう、とのこと。
修理のし易さについては、いたるところに接着剤が使われているため、10点満点中「3」というかなり低めのスコアとなっています。
より詳しい分解の手順、高画質の画像は、iFixitのサイトでチェックできます。