iFixit、「iPhone 6s Smart Battery Case」の分解レポートを公開

iFixitが、発売されたばかりの「iPhone 6s Smart Battery Case」の分解レポートを公開しました。

まずはマイクロファイバーの内張を剥がすところから。

ifixit_smart_batery_case_teardown_1

加熱して接着剤を柔らかくし、プライヤーで引き剥がすと、金属製の部品が顔を覗かせます。

 

ifixit_smart_batery_case_teardown_2

トルクスネジで固定されている金属製のプレートを外すと、バッテリーパックが現れます。

ifixit_smart_batery_case_teardown_3

バッテリーパックはかなり強力に接着されているようです。

バッテリーの容量は7.13 Whrで、iPhone 6sの6.55 Whrよりも若干多いことになります。

ifixit_smart_batery_case_teardown_4

さらに分解を進めるため、下の部分をカット。

メインボード、フレックスケーブル、Lightningコネクター等を取り出します。

ifixit_smart_batery_case_teardown_5

入力用の「メス」と出力用の「オス」の2つのLightingコネクターは、2階建てのように重ねてあります。

メインボードには最小限のチップしかなく、「スマート」な制御はiOS側で行っているようです。

ifixit_smart_batery_case_teardown_6

接着剤が多く使われており、非破壊での修理が難しいため、修理のしやすさの評価は10段階で「2」という低い評価となっています。

ifixit_smart_batery_case_teardown_7

分解の詳細な手順および写真は、iFixitのサイトをどうぞ。

【リンク】iFixit – iPhone 6s Smart Battery Case Teardown