Appleが先日発表した、「iPhone 8 ロジックボード交換プログラム」についてのアンケートを行ったところ、約5台に1台が対象という結果になりました。「iPhone 8 ロジックボード交換プログラム」は、ごく一部のiPhone 8に製造上の欠陥があるロジックボードが含まれ、突然の再起動・画面のフリーズ・iPhoneをオンにできない等の症状が出る場合があるため、Appleが無償で交換修理を行うというものです。
交換プログラムの対象は、2017年9月から2018年3月に販売された端末で、サポートサイトにシリアル番号を入力すると修理が必要かどうか判別できます。
修理対象は意外に多い!?
対象が「ごく一部のiPhone 8」されているので、実際にどのくらいの割合なのか、Twitterの投票機能を使ってアンケートを行いました。
以下がその結果。 参加頂いた方、ご協力ありがとうございました。
これによると、約5台に1台が修理の対象となっており、「ごく一部」というより多くの端末で修理が必要な印象を受けます。
アップルが、一部のiPhone 8に対して無償修理をする「ロジックボード交換プログラム」を発表しました。https://t.co/dVn37whlaY
あなたのiPhone 8は?— Touch Lab (タッチ ラボ) (@touch_lab) September 1, 2018
絶妙な発表のタイミング
Appleにとって、大規模な交換プログラムは費用が掛かりますが、ユーザーにとっては無償修理のため概ね朗報として受け入れられているようです。
一方で、2018年3月迄に販売された端末が対象というこは、それ以降は改良されたロジックボードを採用していたはずで、Appleはその時点で不具合を把握していたことになります。
この交換プログラムの発表は9月1日で、次のiPhoneが出るはずの「スペシャルイベント」を前日に正式発表したばかりでした。
穿った見方をすれば、次のiPhoneに注目が集まり、iPhone 8(現行モデル)の買い控えが起きる時期を狙って発表した、とも考えられます。
「iPhone 8 ロジックボード交換プログラム」の詳細、および対象かどうかの確認は、公式のサポートページをどうぞ。