iPad Proのチップ「A9X」は、GPUコアが12個搭載されているそうです。
エンジニアリング・コンサルタント会社のChipWorksの分析によると、「Apple A9X」は次のような構成とのこと。
- CPU デュアルコア
- GPU 12コア
- ダイサイズ 147㎟
下の画像の緑の枠がCPU、青の枠がGPUで、それぞれ2個のコアを含むようです。
iPad Air 2に搭載されている「A8X」(CPUトリプル、GPU8コア)と比べると、CPUはコアをひとつ減らし、GPUは1.5倍に増えていることになります。
また、iPhone 6s・6s Plusに搭載されている同世代の「A9」と比較しても、GPUコアが倍増されています。
これらの画素数を計算してみると、次のようになります。
- iPad Pro:2,732 x 2,048 = 5,595,136
- iPad Air 2:2,048 x 1,536 = 3,145,728
- iPhone 6s Plus:1,920 x 1,080 = 2,073,600
iPad Proは、画面の大きさに伴い画素数も飛躍的に増加しており、それに見合ったGPU性能が必要だったと考えられます。