「Apple Music」の有料会員が650万に達していることが明らかになりました。
Wall Street Journalが開催するカンファレンス「WSJD Live」で、CEOのティム・クック氏が、Apple Musicの会員数が1,500万人を超え、うち650万人が有料会員、とコメントしたとのこと。
Apple Musicは、アップルが2015年7月から開始した定額制の音楽配信サービスで、日本国内では個人会員が980円/月、家族会員が1,480円/月で、音楽が聴き放題になるというものです。
サービス登録後3カ月間はお試しとして無料で利用できますが、1,500万人のうち650万人が既に有料会員ということは、かなり高い比率で「試用 > 有料」へシフトしていることになります。
もっとも、お試し期間が終了すると自動で継続(課金)される仕組みのため、登録解除し忘れたユーザーも少なからず含まれている可能性もあります。
同様のサービスで世界最大手のSpotifyは、2,000万人(2015年6月時点)の有料会員を擁していますが、Apple Musicは僅か4カ月でその3分の1に達したことになります。