本日発売された新iPod touch(第6世代)でベンチマークテストを行った結果が公開されています。
テスト結果は、実機を入手したとされるTechCrunchが、ベンチマークアプリ『Geekbench 3 』を使って計測したものです。
iPod touch 6Gは、iPhone 6にも採用されている「Apple A8」を搭載し、クロックは1.1GHz。
メインメモリは1GBで、前世代の2倍の容量を搭載しています。
テスト結果によると、シングルコアが1,379、マルチコアは2,440、という結果になっています。
Geekbenchでのスコアは、「Power Mac G5 @ 1.6GHz (シングル)」を1,000として補正された値を使用しています。
といってもあまりピンとこないので、新旧のモデルを比較したのが下のグラフ。
アップルが謳う「CPUのパフォーマンスが最大6倍」が、裏付けられたことになります。
今回のテストには含まれていませんが、グラフィックスは最大10倍になっているとのこと。
他のiOSデバイスと、シングルコアの比較したのがこちら(クリックorタップで拡大できます)。
iPad mini 3を上回り、iPhone 5sに迫るスコアを記録しています。
同じくマルチコアのものがこちら。
約3年間もアップデートがなく、かなり時代遅れになっていた感のあるiPod touchですが、新モデルはiPhone・iPadに追いついたことが、ベンチマークの結果からも伺えます。
Apple Onlne Storeで、本日から販売が開始されています。