アップルが、来週にも「Apple Music(仮称)」についての発表を行うと報じられています。
WSJの記事によると、来週開催されるWWDC 15の基調講演にて、かねてから噂の定額制音楽配信サービスについての発表が行われるとのこと。
サービスの価格は、月額10ドル(約1,250円)になるとみられ、「Spotify」のような無料プランは用意されない、としています。
その代わりとして、現行の無料音楽配信サービス「iTunes Radio」の提供を継続する見込み(iTunes Radioはチャンネルを選択できるが、聴きたい曲を選べない)。
iTunesに代表される「ダウンロード型」の音楽配信サービスの売り上げが落ち込むなか、海外ではSpotifyなどの「ストリーミング型」が急成長をみせ、ユーザーの視聴スタイルが大きく変化しているとされます。
このシフトに取り残されないためにも、アップルにとって「Apple Music」の立ち上げは急務で、水面下で準備が進められていると噂されてきました。
WWDC 15の基調講演は、6月9日午前2時(日本時間)から開催される予定です。
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