IHS Technologyが、「Apple Watch Sport 38mm」を構成しているパーツを分析し、部品のコストがUS$83.70(約10,000円)であるとの調査結果を発表しています。
分析によると、最も高額なパーツはディスプレイ・タッチパネルのユニットで、US$20.50とのこと。
ディスプレイはLG社製のP-OMLEDが使われているそうです。
ストレージには東芝製のフラッシュメモリー(8GB)、RAMはMicron製のSDRAM(512MB)で、合わせてUS$7.2と分析しています。
また、小型とはいえ、内蔵バッテリーがUS$0.80という安さなのには驚きました。
パーツの価格をまとめたのがこちらの表示。
これに組立て他のコストを上乗せし、合計US$83.70との見積もりとなったようです。
「Apple Watch Sport 38mm」の販売価格はUS$349.00なので、部品コストはその約24%ということになります。
同社は他のApple製品についても同様のコスト分析を行っていますが、今回のApple Watchがこれまでで最も部品コストが占める割合が低いとのこと。
今回は「Sport」モデルのみの分析でしたが、残りの2つのコレクションでは、これよりも更に低い割合(=利益率が高い)と予想されます。