Apple Watchでは「コピー」や「ペースト」などテキスト編集機能がありませんが、OSレベルで搭載されているようです。
Apple Watchには、今のところテキストを入力するためのキーボードはなく、またコピー&ペーストといった編集機能もありません。
テキストの入力は音声認識に限られ、しかもそれを編集できないというやや不便な状態です。
しかしながら、実際にはテキストを編集する機能は内蔵されており、一般には使えないように制限をかけてあるようです。
このテキスト編集機能を、実際に使用・確認する方法が紹介されていました。
【5/20追記】Watch OS 1.0.1で修正され使用できなくなりました。
Apple Watchでコピペを試す方法
テキスト編集機能は限られた条件でのみ利用でき、次の手順で試すことができます。
- iOSの「Apple Watch」アプリを開く
- 「モーションとフィットネス」のトラッキングをオフにする
- Apple Watchで「ワークアウト」を開く
「トラッキングがオフです…」という画面で、問題のテキスト編集を使うことができます。
上記の手順で表示された画面で、テキストを選択するための「虫眼鏡&カーソル」や「選択」「全選択」などを使用できます。
「カット」「コピー」「ペースト」は実際に動きますが、「辞書」は搭載されていないのか「定義が見つかりません。」と表示されてしまいます。
「Webを検索」というオプションが思わせぶりですが、これも利用することはできません。
Apple Watchの「Watch OS」はiOSをベースに作られており、本来は利用できないように制限してあるはずの機能が、一定の条件化で使えてしまうという一種のバグのようです。
Apple Watchの小さな画面では使いにくく、もしコピー&ペーストを搭載するのであれば、アップルは別の方法を考えるのではないでしょうか。