先日発売されたアップル純正のアクセサリー『iPhone Lightning Dock』を購入してみました。
これまでの純正iPhoneドックは、モデルの形状に合わせた専用設計で、本体を買い替えると使えなくなったり、ケースとの併用ができない、という問題がありました。
この新しいドックは、Lightningコネクタ搭載の全てのiPhoneおよびiPod touchに対応した「ユニバーサル」な製品で、ケースを着けた状態でも使用できるというものです。
平らな板の上にLightningコネクタが突き出ているだけ、というこれ以上ない程シンプルなデザイン。
コネクタの周囲に余裕があれば、ケースを着けたままでも挿せます。
横からみると、コネクタがやや後傾していることがわかります。
コネクタの周りにはこんもりと樹脂が盛られていて、強度に問題はなさそうです。
底面には、滑り止めのためにゴムのような素材が使われています。
背面には、オーディオ出力およびLightningのポートを配置。
ケーブルはiPhoneに付属している純正のものを使用します。
MFi認証を取得しているケーブルであれば、サードパーティ製でも問題ないはずです。
iPhone 6を挿したところ。
写真でみるよりも安定感があります。
横からみたところ。
スッキリとしていて美しいのですが、背面に支えがないため、見るからに端子の部分に負担がかかりそうです。
無理な力をかけなければ問題ありませんが、何かの拍子に手をついてしまった、というような事故を想像すると背筋がゾクッとなる気がします。
iPhone 6 Plusも対応モデルに入っていますが、横は少しはみ出る感じになります。
高さがあるので、横からみるとiPhone 6よりもさらに「ポキッてなりそう」感が高まります。
iPhone 5sを置いたところ。
これくらいの大きさだと、安心してみていられます。
価格は4,500円(税別)。 円安の影響があるとはいえ、やや割高な気もします。
純正品という安心や統一感のあるデザインに価値を見いだせるのであれば、ドックの選択肢としてアリかもしれません。