アップルが、開発向けに「iOS 8.3 beta」をリリースしたと報じられています。
MacRumorsをはじめとする情報サイトによると、米国時間の9日にアップルの開発者向けポータルにて「iOS 8.3」のベータが配信を開始したようです。
記事では、これまでに明らかになった変更点がいくつか紹介されています。
まずは「CarPlay」のワイヤレス対応。
iOSデバイスをケーブルで接続するのではなく、ワイヤレスで使うための設定が追加されるようです。
また、絵文字を入力するためのキーボードが変更。
さらにGoogleアカウントの2段階認証プロセスに対応。
GmailなどのGoogleのサービスを利用する際に認証コードを入力するだけで済み、「アプリケーション固有のパスワード」が不要になるそうです。
また、「iOS 8.3」のリリースノートには、Apple Payの「中国銀聯 (UnionPay)」への対応が記されているとのこと。
Apple Payの開始は、まったく噂が聞こえてこない日本よりも、中国の方が先となるかもしれません。
「iOS 8.2」は、4月に出荷が予定されているApple Watchへの対応が中心で、現在beta 5までリリースされています。
よって「iOS 8.3」の一般へ公開はまだまだ先になりそうです。