「Apple Watch」のプロセッサーはサムスンが製造を行うとの情報が掲載されています。
DigiTimesの記事によると、サムスンがApple Watch向けに28nmプロセスを用いたチップの製造を受注したとのこと。
Apple Watchは、プロセッサー・メモリをはじめとするコンポーネントをパッケージ(SiP)にした「Apple S1」を内蔵しています。
「Apple S1」は台湾のASEが製造し、サムスンが製造するプロセッサーはこの中に組み込まれる、とのこと。
記事によると、サムスンの受注量は12インチ(300ミリ)のウェハーで月間3,000〜4,000枚。
チップのサイズにもよりますが、1枚のウェハーから数百個単位で取れるとすると、結構な数のApple Watchを生産できることになります。
Appleは、法廷での訴訟合戦が続くサムスンからへの発注を減らしているとされ、最新の「Apple A8」はTSMCが製造を担当しています。
DigiTimeの情報は信憑性に欠けることもありますが、3月と予想されている発売時には、分解レポートによって中身が明らかになるはずです。