アップルが開発中と噂されている「iPad Pro (仮称)」の生産スケジュールに遅れが生じていると報じられています。(source: MacRumros)
アップル関連の予測で知られるKGI Securitiesのアナリスト・Ming-Chi Kuo氏の最新レポートによると、
解像度・レスポンス・彩度を高めた「Oxicide Panel」の歩留まりに問題があり、iPad Proの本格的な生産は2015年Q2へとずれ込む
とのこと。
以前は2014年12月に本格生産開始・2015年初頭にリリースとされていましたが、好調なiPhone 6・6 Plusの生産を優先しその予定を遅らせているとの情報もありました。
それに加え、パネルの歩留まりに問題が生じているとすると、リリースの更なる遅れや、発売時に十分な台数を用意できない(=発売国が限られる)といった状況も考えられます。
また、タブレット市場に対してKuo氏は、新しい用途の欠如やマーケットの飽和により伸び悩むとし、新しいフォームファクター(サイズ)やデザイン・低価格化などでは改善は難しいと予測しているようです。
iPad Proに関しては、
- 12.2インチの画面を搭載
- Surface Pro 3とよく似たサイズ
- 厚さは7.0ミリ前後
- スピーカーとマイクが本体下面だけでなく上面にも搭載
- エッジの仕上げはダイアモンドカットではなくMac Book Airに似ている
といったかなり具体的な情報も流出しはじめており、既にある程度仕様が固まっているものとみられます。
生産上の問題が早期に解消し、リリースされることを期待したいところです。