正式に発表すらされていませんが、はやくもiPhone 6(仮称)のベンチマークテストとされるデータが公開されています。
ベンチマークのテストを実行・公開したのは、iPhone 6の実機を入手し動画などを公開しているWeiboのユーザー。
信憑性について賛否両論あったようですが、ベンチマークまで公開するとなるとやはり本物だったということでしょうか。
ベンチマークは、Apple製品の性能評価の標準となっている『Geekbench 3』を使用。
シングルコアのスコアが1,633、マルチコアが2,920となっています。
このスコアがどのくらいの性能を示しているかは、他のデバイスの結果と比較するとわかりやすいと思います。
下は最近のiOSデバイスにおける「GeekBench 3」のシングルコアの結果を抜粋したもの。
iPhone 5sと比較すると、約25%の性能アップとやや小幅な改良といった印象。
一方で、購入後2年が過ぎ、買替えのタイミングを迎えるiPhone 5ユーザーにとっては、約230%アップ(2.3倍)の性能向上となります。
iPhone 6に搭載されている「Apple A8」では、「A6 > A7」でみられたような劇的な性能向上は期待できないようです。
しかしながら、GeekBenchの結果はデバイスの性能の一面に過ぎず、その実力はグラフィックスやバッテリー性能をはじめ、総合的に判断されるべきなのは言うまでもありません。
発表まであと数時間ですが、プロセッサー以外でのサプライズに期待したいところです。