KGI Securitiesのアナリスト・Ming-Chi Kuo氏がレポートを発表。アップルが「Touch ID」を全iOSデバイスへと拡大すると予想しています。
レポートによると、iPhone 5sに搭載されている指紋認証機能「Touch ID」は、
- 4.7インチおよび5.5インチの次期iPhone
- 次期iPad Air
- 次期iPad mini
など、2014年に発売が予想されている全てのiOSに搭載されるとのこと。
これにより、指紋認証用センサーの出荷数は、2013年の1,300万ユニットから2014年は1億2,000万ユニットへと拡大し、さらに2015年には2億3,300万ユニットへと急増すると予測されています。
レポートの中で「全てのiOSデバイス」としながらも、iPod touchについては触れられておらず、Touch IDの搭載iPhoneとiPadのみに限定という意味かもしれません。
iPhone 5sで初めて搭載されたTouch IDは、センサーの歩留まりなど製造上の問題が噂されたことがありましたが、搭載モデルを拡大するということから、問題は既に解決していると考えられます。
Touch IDは一度慣れると手放せなくなる便利な機能のため、iPadへの搭載は朗報といえそうです。